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    2018-05

    2017大晦日 - 2017.12.31 Sun

    製作はどうにか昨日で完了して
    今日はたまっているデスクワークや雑用を少しでも片付けておこうと
    机に向かっているのですが、、、

    あぁ、このまったくの空っぽ感、、、
    窓の外を眺めてずっとぼんやり、、、

    一年ごとにますますあっという間、、、と毎年言うようになって久しいけど
    本当に今年はこれまでの人生で一番と言ってもいいくらいに、
    いろんなことが次々とあっていっときも息つく間もなく、
    忙しいなんて言ってる間もないくらいに、詰めに詰め込んで
    突っ走った一年だったです。


    あぁでも最後にこのブログでまだちゃんとまとめていなかった、ローカルウッド活用プロジェクト
    の流れの中で作った実店舗のスタートについてだけは、ご報告して一年を終えたいと思います。

    つ、ついに、、、
    身近な森の生活道具 地元材家具店 『森と人の環』をやっと完成させることができて、
    この11月から営業を始めることができました〜!!

    豊かな森林に恵まれたこの土地の人々の暮らしの中にもっと地元木材を活用しよう、
    という木材の地産地消という意味でも、この土地の気候風土が育んだこの土地ならでは
    の風合いを持つ素材と共にある創作活動は、きっとこの土地ならではの作品を生み出して
    いくという意味でも、この小さなお店から新しい未来、懐かしい未来が生まれていくことを
    願っています。Let’s start going local !! ローカルで行こう!!

    金、土、月曜のみの 10時半から 16時までという営業時間でのスタートですが、皆様
    ぜひ一度お訪ねください。新年は12(金)からの営業スタートです。
    10人以上もの作家たちの手による、いろんな樹種の木の家具や雑貨が並んだお店です。
    尚、日曜日については「注文家具ご相談日」としてご予約の方に対応いたします。

    〒510-1232 三重県三重郡菰野町宿野56-1 Tel 059-329-7711 Fax 059-329-7721

    ホームページもまだ表紙だけですが、年明けには完成する見込みですので、ぜひご覧になってください。
    森と人の環ホームページ


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    森と人の環のエントランス風景


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    そしてこちらは今年の夏にケンポナシと神宮杉で作ったダイニングテーブル

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    同じく飾り棚

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    そしてこれは秋に作って納めた食器棚。本当は国産の針葉樹で作れたらよかったけど
    手頃な値段で柾目の材が手に入らず米栂での製作となりました。
    こういった大型家具の受注製作には均一で使いやすい素材が適しているので、地元材の中では
    今のところ植林針葉樹の柾目板が有望だと僕は思っているのです。
    それで目下顔合わせた製材屋の方々に家具用の杉檜柾材を生産してもらうようお願いしているところ。
    建具材みたいに年輪の細かな緊張感のある高級材でなくてもいいんですよね。
    温暖な地元の年輪幅の大きな材の持つ大らかさが僕は好きです。

    地元材家具店の工事と並行しての注文家具製作、ボルボックスの運営、展覧会のサポート、、、
    そして先だってご報告した『三重の木の椅子展』開催、、、それから手の手術に孫娘の誕生と、、、
    ほ〜〜んとうに盛り盛りだくさんだった2017年。でも、なんだかんだ言っていつも先ず自分が
    目一杯楽しんでるのかもしれません。兎にも角にも、仲間のみんなに、関わってくださった皆々様に
    心から感謝の気持ちでいっぱいです。

    ありがとうございました!!!!

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    そして皆様、どうぞ健やかに良き新年をお迎えください!!!!

    2018僕もがんばります。よろしくお願いしますー!







    三重の木の椅子展 ご報告 - 2017.12.15 Fri

    『三重の木の椅子展』は4日間で1350名のお客様にご来場を頂き、
    終始賑やかで楽しい展覧会となりました。
    お気に入りの椅子と会場風景をいくつかご紹介させていただきます。




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    今回の展覧会でひときわ異彩を放っていたこのスツールは竹で作られていました。
    建築家の須賀幹夫さんの作品です。
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    ベテラン伊藤義次さんの檜の椅子。着色され、一般的に檜の白木のイメージから随分違っていた
    せいか、多くのお客様にこれが檜!?って驚かれていました。

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    克工務店、岸田さんの作品。栗の古材と鉄、ガラスを組み合わせモダンで
    おしゃれな作品に仕上がっていました。しかし重かった……

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    山桜のセパレートベンチ。一年前に注文で作ったものを
    クライアント様宅からお借りして出展しました。僕のです。
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    杉のスツール。杉でポップな椅子を作ってみたくてアクリル絵具で色を付けました。
    自分で伐採した杉です。これも僕の。
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    鉄を上手くコントラストにしたアートなセンスのステキな椅子とスツール。
    荒木紀裕さんの作品。
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    ノッティーハウスの福永慎吾さんの檜のローチェア=座椅子。
    完成度高いデザイン、綺麗な仕上げ。
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    材木企業のオオコーチさんは檜の子ども椅子。デザイン・監修は
    家具作家の松原智久さんが担当されています。
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    県産檜の合板を使ったシンプルな椅子。建築家 米田雅樹さんの意欲作。
    内部空洞はなく一人で持てないくらいの重さ。
    僕はその重さが良かったと思いました。
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    檜のロッキングチェア。尾鷲の家具作家 竹内健悟さん。檜の使い方
    こなれてるなぁと思いました。座り心地も良かったです。
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    建築家グループ ミエケンジンカイと中勢森林組合の合作。丸棒をバンドで縛れば
    椅子になる、、、目からウロコ。ユニークな発想でしたねー。
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    埼玉県で活動する三重出身の森川達男さんの檜のアームチェア。
    見た目通りのほっこりする座り心地で人気でした。
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    四日市の山中俊輔さん。才能ある若手の作家さんで、今回も完成度の高い
    作品でした。個人的には欲しかった椅子ナンバーワンでした。
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    杉の成形板を丸棒でつないで全体としてうねりを出した美しい作品は、建築家 加藤幸範さん。
    このまま巨大化させたらモダンな建築物になるなぁと想像して見てました。
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    杉を丸くスベスベに仕上げた、大工 丹羽怜之さんのスツール。
    小さいけれど存在感ありました。座るより撫でてたい感じ。
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    中学の同級生のみんなが来てくれて記念撮影。こういうのも展覧会の楽しみのひとつです。
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    座面を手斧でハツってあるのは大工 向井恭介さんの作品。ハツリストとして
    この頃有名な向井くん、なんでもハツっちゃいます。
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    地元特産ダイスギを使った谷藤重美さんの椅子。小径木でも十分
    頑丈で使いやすい椅子が出来るという、素晴らしい見本。
    もう500脚以上世に出ているというお話でした。
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    杉、山桜、を使った椅子、スツール。おおらかな空気感が持ち味の
    秋山茂さんの作品。杉の座面は柔らかで優しいね。
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    本当に多くの来場者に恵まれ、皆さん熱心にご覧いただいていました。
    先ずは大成功と言っていいと思います。

    他にもまだまだ素敵な椅子、面白い椅子がたくさんありました。
    主催業務全般を担った林業女子会@みえ のブログにて近日中にさらに詳細な
    出展作品と出店者の紹介がされるようです。
    そちらもぜひまたご覧になってください。



    『三重の木の椅子展』 - 2017.11.11 Sat


    実行委員会の一員として開催段取りに奔走して一年半。
    『三重の木の椅子展』が、開催まであと10日ばかりとなりました!
    出展者の一人として僕も何脚かの出品をしますが、
    会場には60脚超える、椅子やベンチやスツールがずらりと
    並びます。本当に楽しみです。ぜひ皆様も見に来て座ってみてください。
    地元材で作られた椅子たちに!


    2017年11月23日(木・祝) → 26日(日)
    三重県立美術館 「県民ギャラリー」三重県津市大谷町11番地(近鉄・JR津駅より徒歩約10分)

    9:30 〜 17:00 (入館16:30 まで) 最終日は15:00 まで

    最終日の26日 13:00から 林業女子会@みえ と出展者のトークショー
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    生活に必要な家や家具の木材を 里山の森から伐りだし 製材して
    地域の職人が家や家具にする

    そんなふうに近くの木が姿を変えて私たちの生活の中に入ってくることが
    当たり前だったのは そう遠い昔の話ではありません

    しかし いつの間にやら人も物もそしてお金も世界を巡るようになり
    私たちの生活と地域の森林とのつながりは薄れてしまったように思います

    山に入る人もすっかり減ってしまいました

    地域の森に育つ木が 地域の人々の手を経て 私たちの生活に入ってきたならば
    里山の木と私たちの距離は また少し近づくのではないでしょうか


    「三重の木の椅子展」では この地で育った木を使い この地で作られた椅子に
    見て・触れて・座っていただくことで 地元三重の森林を
    五感で感じていただけたらと 思っております

    皆様のご来場を心よりお待ちしています

    「三重の木の椅子展」実行委員会






    選挙 - 2017.10.16 Mon

    10月も後半に入りましたがずっとお天気優れず今週も雨続きの予報。
    木工にとってこれ本当に具合悪いんですよね、、、
    はぎ合わせや組み立てはまず出来ず、あれこれ段取りが狂ってしまいます。

    ってなわけで(?)選挙戦ニュースや動画をついつい観てしまいます。
    理念もなく政局ばかりの政治が続いて久しい中、
    ギリギリながら旗を上げた立憲民主党の登場は久しぶりにちょっとした爽快感。

    健全な資本主義社会の元で庶民が穏やかに暮らす社会を! と説いている
    枝野さん。うん、好感度高いです。
    保守派 (というか国粋主義者的なイメージだった?) 小林よしのり氏まで応援演説に登壇して、
    ワシは保守だが保守とリベラルは相反するものではない、安倍政権は保守じゃなくて
    単なる対米従属集団だ、などなど面白い演説していたけど。

    確かにこのリベラルの結集と言われる立憲民主党の主張って、戦後の日本社会を築いてきた
    かつての自民党政権下の政治理念に対して保守的なスタンスになっているわけで、
    小泉政権以来の新自由主義や安倍政権の軍事的覇権あこがれ主義こそ、その
    破壊者とも言えるわけで、もう保守とリベラルってレッテルは
    要らないというか邪魔なものだという気がしてきます。

    そしてこの選挙でまたあれこれ考えるにつけ、本当に意識を向けていなくてはいけないのは、
    政治がこれからの社会をどう作り、国民がそこでどう幸せな人生を見出すか、について
    そのクオリティを決めるのは結局僕たち一人ひとりの生き方、暮らし方においての
    ちょっとしたひとつずつの選択なんだということなんじゃないかと、
    やっぱりそう思うわけですね、僕は (もぅ、同じことばっかり言ってますね、いつも。ほぼ思考停止…^^; )。

    そういえば先日は久々に都会に出かけることがあったけど、
    人、人、人、、、人ばっかり見てました。

    週末の大都会の繁華街。
    普段は数人の友人とあとはサルとシカにしか会わない僕の生活空間から見えてないだけで、

    世の中にはこんなに人間が活動してるんだ、、
    ありとあらゆる商品、サービスが溢れている、、
    ここにいる人たちは何を感じてるんだろう、、って。

    そしてこの現代社会の実態に接し(笑)、政治に求められる理念と現実的未来設計能力についてなど
    改めて考えてしまったのでした。

    さてさて、もちろん今度の日曜日の投票には必ず行って僕も清き2票を投じてくるけど、
    結果がどうあれマイペースでコツコツやるだけさってところに、やっぱり戻るだけなんですよね。

    皆さんもそれぞれに日本の、世界の未来についていろいろ感じ、考えていらっしゃると思います。
    が、どうあれ必ず投票には行きましょうね。Let's Vote !!


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    台風の日曜日 - 2017.09.17 Sun


    台風18号が接近中…の割には全く静かな日曜日。
    もう鹿児島県に上陸したらしく、これから日本を縦断する予報だけど
    今はまだ全くの無風、雨なし。

    外は暗い森の湿った気配。窓を閉め切ってシャットアウトしてるとほんとに
    シーンと空気が止まってしまうけど、これが妙に気持ちが落ち着いて
    居心地悪くなくて。こころがペターっとして手だけが動いている、目的に
    向かって淡々と。そんな感じ。

    木工作家にもいろんな人がいて、いつも一定のテンションでコツコツ作るタイプの
    人なんかは、きっととても物作りに向いているのだ、僕などは、あれこれ気が多いし
    気分屋で熱中して勢いで体力の限り突っ走り、、、少なくとも良い職人ではない気がする、、
    まぁでも仕方ないね、きっと生まれつきの資質だから、、きっとそれなりの良さもあるさ、、、
    なーんてことが頭の中にぼんやり浮かんだりもして。

    でもね、やっぱり長いこと物作りをしていると、こんな落ち着いたテンションの日だってあるし、
    コツコツと仕事が進む時だって意外とあるのだ。
    職業ってすごいなと思う。毎日やってるうちに心も体つきも適応させてしまうんだなぁ。

    たぶん自然素材の手仕事ってみんなそうだと思うけど、
    木工の技術は素材である木の性質に対応しながら洗練されてきたということを、
    毎日木を切ったり削ったりしながらつくづく思う。
    例えば、組み立てるときのホゾと穴はキツめに作って叩き込むと繊維が圧縮されて組まれる
    からとてもしっかり接合される、とかね。これはキツ過ぎると割れちゃうので、よく木を見て
    ね、硬い木は組み入れる前にげんのうで叩いて圧縮してからするとか、樹種によって、また
    同じ丸太でも繊維の状況は場所ごとに違うので、本当に一つ一つの工程を木の状況に合わせて
    加減しながらやっていくことが要求されたりとか。

    確かに面倒な素材ではあるけど、そういった木の特性に合わせて完成した技術や、熟練した
    技術者が木を見て一瞬で特性を見抜く勘、あるいは美的センスが、一つひとつの木を見れない
    量産方式では決して作ることができない丈夫で長持ちする、そして美しい作品を作り出す
    ということは、まだまだ現実としてあると感じてる。
    事業化されて量産方式が持ち込まれて作られた木の家具は見たらすぐ分かるし、
    値段の安いものについては、5年後には間違いなく粗大ゴミになりそうな酷いものもよくあります。
    何十年もかかって育った木が、ほんと勿体無いよね。


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    セパレート飾り棚の上置きが倒れないよう、また上下の伸縮の差に対して動くように、送り蟻で
    接合することに。これはその下準備で電球の熱で雇い蟻の取り付けホゾを縮めているところ。
    このあと玄能で叩いてさらに縮めてから打ち込みます。それでちょうど良いキツさになるように
    作ってあるのだけど、こういう技術を普通に使ってるのって今や工房の家具作家たちくらいのもの
    だろうね。こんな木工の文化がこの先も引き継がれるように、そのためにはこの手間に見合った
    魅力のあるいい家具を作らないといけないってことだね。おーっし、がんばろっと。








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    Yoichiro Yuda

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    〒514-2104
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