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    topimage

    2018-09

     - 2018.03.28 Wed

    工房の北側の森の山桜。
    毎年ソメイヨシノと同じ時に咲きます。花がいっぱいで葉っぱは少し、、、
    もしかしてソメイヨシノか、とも思ったけど、今日来た友人によれば
    やっぱり山桜のようです。

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    とても綺麗です。

    お花見の酒宴、それも夜にってのは、昔から苦手だけど
    山の中に咲く山桜を春うららに眺めるのは良いものです。


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    しかしなんとなく幹の方に目が行っては、いい板採れそう、、、
    などとついついヨコシマなこと考えてしまうワタシです。





    桜が散ったらもうあっという間に汗ばむ初夏がやって来ますね。
    梅雨の前に一度夏みたいになるあれのことを“フェイントの夏”って
    昔誰かが言ってたけど、そうだね。

    気持ちいい季節がやってきて僕も製作頑張るのだ ^ ^








    ⒊11 NO NUKES MARKET & PARADE in 津 - 2018.03.06 Tue



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    2011年の事故から7年が過ぎました。

    アメリカのスリーマイル島、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ
    と事故が続いたにも関わらず、“ 並外れて高い技術力、管理能力
    の下で絶対安全 ” という根拠のないいい加減な言説を信じて原発を
    増やしてきた日本でついに原発が過酷事故を起こして、日本中に
    放射能汚染をもたらしてしまってから、7年が。

    事故後、安全基準と稼動のための諸条件は格段に厳しくしたものの、
    100%の “ 完全 ” ということはないのが人間のすること。
    取り返しのつかない事故をまた起こす前に、もう発電のために
    核エネルギーを使うなんてことはやめにしよう。たかが、お湯を
    沸かすためだけに、、、

    ほとんどの日本人はそう考えたんです。
    だからそれを受けて、近いうちに脱原発するはずだった。
    しかし、なんということか、その後政権が変わると、こともあろうに
    再び原発はベースロード電源だと言い出し、休止した原発の
    再稼働は推めるし、海外へ輸出しようとするなんて。

    今の世の中的に、自民党が選挙で第1党になり政権に着くのは、
    仕方のない流れなのかもしれない( 僕個人的には明確にNOだけど )けど、
    でも原発だけはもうやめようというのは、もう大多数の人の考え方
    として、もうかなりはっきりしてるんじゃないかな。
    現在の自民党政権はそれを無視して勝手に暴走しているように
    感じる人は多いと思う。
    選挙に勝ってるからって、それはかなり良くないことだとと思うよ。

    放射能の汚染の回復には長い時間がかかり、人間一人ひとりが持つ
    時間の尺度で測るのはとても難儀なのだと思う。
    事故から7年経っても、積もったセシウムは依然高い放射線を
    出し続けていることを、いつも気に掛けていることは、
    普段の生活の中ではなかなか大変なこと。楽しくないし、気も滅入る。

    東京の水道水の蛇口水検査の数値が平成27のデータだが、
    セシウム134と137合わせて約2ベクレル/kg。
    シャワーや洗濯で気にするほどではないのかもしれないけど
    毎日飲むとなるとちょっと心配。
    そう言えば今も飲料水は買っているんだと
    東京の知人が言っていた。そういう人は多いって。

    またちょっと調べてみると、浄水場発生土(水道水を作る時に
    取り除かれた河川中の砂を脱水処理したもの)に関しては
    同じく平成27年3月採取のデータで40〜160ベクレル/kgほど
    の数値となっていた。水源地の川にはまだまだ沢山の放射性物質が
    沈殿し、砂と一緒に流れてきているのだ。
    蛇口の2ベクレルというのは、そのために薬剤により放射性物質を
    凝集して沈殿させろ過している結果のようです。

    ほんと、一旦事故れば、その影響による社会の損失は計り知れない。
    事故が起こらなくったって、高レベル廃棄物の処理、保管の道筋は
    未だ現実的に進められる状況になっていない。
    どう考えても現時点での原発継続は厳しいんじゃない?

    そういうことで、7年目の(今年はちょうど)この日に、僕の住む三重県津市では
    恒例の反原発集会とデモが行われます。
    そして今年は主催の企画を。子育て中の若い世代のお母さんたちが担当して
    、農産物や食品やアート、クラフトのマーケットとコンサートと
    パレードを一体化したポジティヴなエネルギー溢れる感じの
    イベントとしてリニューアルされるようで、とても楽しみに
    感じています。

    実は僕も木工作品でこのマーケットに出店をすることに
    なっていて、目下せっせと木のお皿を作っているところ。
    原発を生み出すものとは反対の、自然のサイクルに
    寄り添って生きる人間の社会のあり方について、
    集まってくれる人たちと、手作りの木のお皿を手に取って
    触ってもらいながら、話す機会にしたいなと思っています。

    Come on and join us !!


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    栓とケンポナシの食器入れ - 2018.02.14 Wed



    食器棚と言うと普通は高さ1600〜2000ミリくらいで
    上下2段になってたりするもののことだけど、これは
    食器棚を作ってという注文だったから比較的かなりの小型ですが
    食器棚と呼んでます、自分も注文主さんも。

    でも3人家族でこれくらいのサイズに納まるくらいのモノで暮らす
    くらいで丁度いい、、という感じもするね。
    必要以上のモノを買わない、持たない、、、
    人類がこの地球で生き延びるために、
    取り敢えず何をおいても、先ずはそれは必須じゃないかな。

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    ここしばらく箱物は板差し(イタザシ)で作っていたので久し振りな感じの框組み(カマチグミ)。
    フレーム構造に薄い板をはめ込んで躯体が立ち上がる框組みの箱物
    が組み上がった時は、在来工法の木造建築で言う建前(タテマエ)で家の
    カタチが出来上がる時の感動と同種のものがあり、板ざしとはまた違う
    達成感みたいなものがあるなとやってみるといつも思う。

    今回のこの小さな食器棚の材料は、フレームがケンポナシで、
    天板とサイドの羽目板(ハメイタ)、そして引き出しの前板と
    扉の枠を栓で作りました。あと、引き出しの中と本体背板と中の棚板には
    檜を使ってあるので、全部で3種類の木で出来ているということです。

    こうやって一つの家具にいくつかの樹種を組み合わせて作ることは、
    個人の工房作家の家具では時々見かけるけど、どちらかというと
    少数派かもしれない。差し色にほんの少し別の木を使うことはよくあっても、
    大きな構成材を異樹種混成で作るというのは。
    以前他の木工作家とそれについて話してる時にも、その彼は、
    「自分は有り得ない」と言っていた。そう、人によって
    好みが分かれるところなんだろうな。

    木は一つ一つ違うので、同じ樹種でもいろんな色や木目など
    その表情は変化に富んでいて、そこが木という素材の面白いところ。
    だから、素材で遊ぶことがエスカレートして、違う樹種混成でやる
    というようになるのは、特別変わった試みでもないのだけど、
    上手くやらないとちょっとゲテモノっぽくなってしまうし、
    綺麗な調和を品良く表現するのは、それなりにセンスを
    働かせてやらないと良い作品にならないという気がしてる。
    で、僕は好きなんですね、混ぜて作るの。始めた頃からよくやって
    きてるから、きっととても好きなんだと自分でよく思います。

    それと目下鋭意取り組み中の、地元材の家具作りにおいては、
    この異樹種混成家具は、なかなか都合がいい、ということがありますね。
    今の所地元の広葉樹はいわゆる商業流通が殆ど無くて、
    使おうと思ったら、一本一本自分で調達することになり、必ずしも
    いつも同じ樹種の木が豊富にストック出来ないことになるので、
    有る木を混ぜて使えば解決!となるし、そうやっていくつかの木を組み合わせて
    出来た家具って、いろんな木がある雑木林を散歩するような
    楽しさがあるんじゃないかって、僕は思ってるんだけどね。

    というわけで、せっせと地元材の丸太を集めるこの頃。
    伐って捨てられるのをもらったり、自分で伐り出したりして、
    製材所で板に挽いて、桟積みして乾かして、、、となかなか手間暇かかるし、
    丸太から家具材に乾くのには3〜5年くらいかかる、時間的にも
    悠長なことにはなるんだけど、まぁ本来それはそういうものなんだから
    ね、木で家具を作るってことは。

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    森の中で伐って引きずり出して、、、

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    土や砂をよく洗い落として製材所へ。

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    製材して、、、

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    桟積みして3〜5年乾かす。

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    やっと削って加工して組み立てて、、家具の完成。

    今でも家具が出来上がる度に、この子は木から生まれてきたってことを
    いつもとても感じるんですよね。










    お正月雑記 - 2018.01.05 Fri


    新年おめでとうございます。2018年が始まりました。

    ここ三重地方では比較的に穏やかな好天の三が日でしたね。
    近所の神社やお寺の初詣、初参りも賑わっていたようです。

    毎年お参りしている丹生太師さんこと、多気町丹生の神宮寺成就院では
    昨年の台風の大雨で本堂に上がる階段脇の回廊が崩壊してしまい、
    再建の目処も立たないまま石階段も通行不能で
    なんとも残念な状態が続いていていました。
    https://iseshima.keizai.biz/headline/2879/
    在りし日の回廊。写真左側の白壁の建物。
    本当にいい風情でした。
    20180106071036548.jpeg

    神宮寺では折しも山門が400年ぶりの建て替え工事の為に解体されていたのですが、
    こちらは再建資金2億7,000が同地所縁の篤志家の方より寄進されていて
    順調に進んでいるようで、2年後と言われている落慶法要が楽しみです。

    https://mainichi.jp/articles/20171101/ddl/k24/040/132000c

    回廊再建もなんとかなるといいんだけど。
    図面はあるんだろうか、お金もいくらかかるんだろう、、、

    さて僕のお正月ですが、この初参りと3日の同窓ランチ会(これも楽しかった!)
    以外はほとんど家に篭って、ぬくぬくだらだらビール飲みながら
    大好きな音楽に浸って過ごし本当にゆっくり骨休めをさせていただきました。

    20180106075637bd0.jpeg
    ま、こんな感じね。
    ぬくぬくだらだらの師匠うちのグリとサバですが、
    そういえば今年は戌=犬の年だったなと
    昔々僕が子どもの頃うちにいた子たちを思い出して古いアルバムに
    その姿を探したのだけどあんまり写真遺ってなかったなぁ。

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    そう、ベル。物心ついた頃にいた子。とてもお利口だった記憶。

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    ベルが居なくなってそのつぎのエル。垂れ耳の白い雑種だった。
    エルのつぎにいたのがドンだけどいい写真がなかった。
    妹が仲良しだったから彼女が持ってるかなぁ。

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    最後のダイとアン。大安町から来たからダイとアンだったような。
    両親よりも長生きしてそのあと僕たちが引き継いで飼っていた。
    外に繋いでなきゃならないのが心苦しくて、この子たちが居なくなって
    20年くらい、犬不在です。
    でも、この頃周りの友人たちの飼ってる小型犬の姿を見ると、ちょっと
    いいなぁと思っているのでした。

    さて仕事始めは4日に予定されていた受注品の整理棚の搬入、、、
    はずでしたが、急きょ延期になり、まぁ今日も休んじゃおう、
    とたぶん工房開設以来初めてのお正月4連休となりました。

    年末の記事にある通り、あまりにギュウギュウに詰まった2017に
    燃え尽きたのか、、なかなかこの脱力モードから動き出せないまま
    です。

    でも昨日はなんとか仕事始めの恒例、工房近くの氏神さま、辰水神社への初詣
    をして、今年前半の製作予定の図面や材料の検討作業を始めることが出来ました。

    ありがたいことに今年も半分くらいは依頼製作の予定が埋まりました。
    やっぱり今年も自分の作品作り、木工家仲間の皆さんとの共同企画、
    volvoxの運営、、と盛り沢山な一年になりそうです。
    それも含めて一つひとつ、納得のいく仕事をコツコツと積み重ねていくのみ
    だなぁと思っています。

    また今年も新しい出会いがきっと次々とあって、自分の世界もまた広がって
    いくこともとても楽しみです。
    そしてその一つひとつと丁寧に向き合っていくことを心掛けていきたいと思います。

    ということで、2018newforest スタートいたします。
    どうぞ皆様、本年もよろしくお願いいたします!




    2017大晦日 - 2017.12.31 Sun

    製作はどうにか昨日で完了して
    今日はたまっているデスクワークや雑用を少しでも片付けておこうと
    机に向かっているのですが、、、

    あぁ、このまったくの空っぽ感、、、
    窓の外を眺めてずっとぼんやり、、、

    一年ごとにますますあっという間、、、と毎年言うようになって久しいけど
    本当に今年はこれまでの人生で一番と言ってもいいくらいに、
    いろんなことが次々とあっていっときも息つく間もなく、
    忙しいなんて言ってる間もないくらいに、詰めに詰め込んで
    突っ走った一年だったです。


    あぁでも最後にこのブログでまだちゃんとまとめていなかった、ローカルウッド活用プロジェクト
    の流れの中で作った実店舗のスタートについてだけは、ご報告して一年を終えたいと思います。

    つ、ついに、、、
    身近な森の生活道具 地元材家具店 『森と人の環』をやっと完成させることができて、
    この11月から営業を始めることができました〜!!

    豊かな森林に恵まれたこの土地の人々の暮らしの中にもっと地元木材を活用しよう、
    という木材の地産地消という意味でも、この土地の気候風土が育んだこの土地ならでは
    の風合いを持つ素材と共にある創作活動は、きっとこの土地ならではの作品を生み出して
    いくという意味でも、この小さなお店から新しい未来、懐かしい未来が生まれていくことを
    願っています。Let’s start going local !! ローカルで行こう!!

    金、土、月曜のみの 10時半から 16時までという営業時間でのスタートですが、皆様
    ぜひ一度お訪ねください。新年は12(金)からの営業スタートです。
    10人以上もの作家たちの手による、いろんな樹種の木の家具や雑貨が並んだお店です。
    尚、日曜日については「注文家具ご相談日」としてご予約の方に対応いたします。

    〒510-1232 三重県三重郡菰野町宿野56-1 Tel 059-329-7711 Fax 059-329-7721

    ホームページもまだ表紙だけですが、年明けには完成する見込みですので、ぜひご覧になってください。
    森と人の環ホームページ


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    森と人の環のエントランス風景


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    そしてこちらは今年の夏にケンポナシと神宮杉で作ったダイニングテーブル

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    同じく飾り棚

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    そしてこれは秋に作って納めた食器棚。本当は国産の針葉樹で作れたらよかったけど
    手頃な値段で柾目の材が手に入らず米栂での製作となりました。
    こういった大型家具の受注製作には均一で使いやすい素材が適しているので、地元材の中では
    今のところ植林針葉樹の柾目板が有望だと僕は思っているのです。
    それで目下顔合わせた製材屋の方々に家具用の杉檜柾材を生産してもらうようお願いしているところ。
    建具材みたいに年輪の細かな緊張感のある高級材でなくてもいいんですよね。
    温暖な地元の年輪幅の大きな材の持つ大らかさが僕は好きです。

    地元材家具店の工事と並行しての注文家具製作、ボルボックスの運営、展覧会のサポート、、、
    そして先だってご報告した『三重の木の椅子展』開催、、、それから手の手術に孫娘の誕生と、、、
    ほ〜〜んとうに盛り盛りだくさんだった2017年。でも、なんだかんだ言っていつも先ず自分が
    目一杯楽しんでるのかもしれません。兎にも角にも、仲間のみんなに、関わってくださった皆々様に
    心から感謝の気持ちでいっぱいです。

    ありがとうございました!!!!

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    そして皆様、どうぞ健やかに良き新年をお迎えください!!!!

    2018僕もがんばります。よろしくお願いしますー!







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    Yoichiro Yuda

    Author:Yoichiro Yuda
    家具工房NEW FOREST
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    〒514-2104
    三重県津市美里町家所4324
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