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    2017-09

    花森安治さんの言葉 - 2017.06.17 Sat

    きのう7~8月の展覧会DMの街配布をして最後のGOCYICAFEさんで休憩中、本棚にあった「花森安治のデザイン」をなんとなく手にとって読んでいると、彼がに大橋鎮子と初めてあったときに言った言葉が紹介されていた。女手一つで自分たち姉妹を女学校に行かせてくれた母親に孝行したいから、女性の役に立つ雑誌を出版したい、という彼女に答えて言った言葉だ。大政翼賛会が解散し太平洋戦争が終わった年のこと。

    …花森は、「君は親孝行だねぇ」と感心し、「ぼくには、もうおふくろはいないから、君の親孝行を手伝ってあげよう」と賛同した。そして、「ひとつ約束をしてほしい。もう二度と、こんな恐ろしい戦争をしない世の中にするためのものを僕は作りたい。一人一人が自分の暮らしを大切にしていたら、戦争にならなかったと思う」と語った。…

    安保法制、特定秘密保護法、共謀罪、、、ものづくりをしていても、ずっと心が落ち着かなかったけど、そんなときに自分にとってこれは本当に大きな言葉でした。この頃よく耳にする「政治とは日常の暮らしそのものだ」という言葉が自分にとって意味するところがやっと見えた気がした。
    この後、花森安治と大橋鎮子は1948年9月に「言論の自由を守り、紙面の美しさを保つために」広告をとらない「美しい暮しの手帖」を創刊します。

    …「まじめに自分の暮らしを考えてみるひとなら、誰だって、もう少し愉しく、もう少し美しく暮らしたいと思うに違いありません。より良いもの、より美しいものを求めるための切ないほどの工夫、それを私たちは、正しい意味の、おしゃれだと言いたいのです」…

    あれから69年。さて今、この先の世の中に必要だと自分が思う、より良いもの、より美しいもの、それを探しながら信じながら、ものづくりをしていくのが僕の暮らしであり、政治でもあったのだと思ったのでした。


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