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    2013-05

    円卓製作後半~完成まで。 - 2013.05.17 Fri

    5月前半は1040ミリ径の円卓を受注製作。

    家具の製作のざっとした工程は、粗木取り→木造り→墨付け→加工→成形→仕上げ→塗装と
    なっていてこの全工程を一度ちゃんとというか、本当は毎回写真に撮って残しておけたらなぁ
    と思いはするものの。

    今回はこれでもがんばって途中から。せっかくなので開陳いたします・・・


           R0016083_convert_20130517083225.jpg

    45ミリ厚のミズナラの板を40ミリに仕上げ、三枚はぎ合わせて丸く成形し、これは木端のペーパー
    がけ工程。成形は型に合わせてルーターという機械でくり貫くという感じなんだけど、それを滑らかに
    仕上げるのはざっくり刃物タッチにするのも、ツルツルスベスベタッチにするのもいづれもかなりの
    時間がかかる手作業。

    ツルスベの今回はサンドペーパーを外径に合わせた当て木にあてがい擦ること約1時間、
    電動サンダーでやるのとは全然違う品のある仕上がりへのこだわりから、ここはもうひたすら手作業。
    気分に合わせて音楽かけてたり、黙々と空っぽになってたり、とにかくマシンになってやる、、、


        R0016089_convert_20130517083949.jpg

    天板の裏側に空けた蟻穴のアップ。なんか企業秘密を公開する気分だな・・・


            R0016090_convert_20130517084826.jpg


    こちらが脚部の上に取り付けられたオスになるほうの蟻ビット。
    天裏の蟻穴にスライドしつつ吸い付いて天板の反りを防ぐ“送り蟻”。完成後も季節ごとに
    伸縮を繰り返す木の家具造りに必須の技術。


        R0016092_convert_20130517090102.jpg

    取り付け完了。支点になる片端のみネジ止めにして、何かあったときのための着脱可になっています、、、


          R0016108_convert_20130517090338.jpg

    送り蟻桟の付いた脚部と組み上げてからが最後の天板仕上げ削り。無垢材テーブル作りのメーンイベント(?)
    樹齢100~200の木との縁を感じつつ、、、やっぱり一番気持ちの入る作業。
    今回のミズナラはかなり堅いやつでなかなか大変だった。何度も鉋の刃を研いで水拭きしながら削ります。


    木、鉄、石、、、僕。 木工家と木との対話、ってつまりこういうことなんだと思う。


    そして最後に恒例の完成記念撮影!注文主のN也さんに似て頼もしいどっしり君だな^^

       R0016231_convert_20130517090726.jpg
        1040㎜径×310H ミズナラ オイルフィニッシュ 参考価格¥200,000







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