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    2018-09

    ⒊11 NO NUKES MARKET & PARADE in 津 - 2018.03.06 Tue



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    2011年の事故から7年が過ぎました。

    アメリカのスリーマイル島、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ
    と事故が続いたにも関わらず、“ 並外れて高い技術力、管理能力
    の下で絶対安全 ” という根拠のないいい加減な言説を信じて原発を
    増やしてきた日本でついに原発が過酷事故を起こして、日本中に
    放射能汚染をもたらしてしまってから、7年が。

    事故後、安全基準と稼動のための諸条件は格段に厳しくしたものの、
    100%の “ 完全 ” ということはないのが人間のすること。
    取り返しのつかない事故をまた起こす前に、もう発電のために
    核エネルギーを使うなんてことはやめにしよう。たかが、お湯を
    沸かすためだけに、、、

    ほとんどの日本人はそう考えたんです。
    だからそれを受けて、近いうちに脱原発するはずだった。
    しかし、なんということか、その後政権が変わると、こともあろうに
    再び原発はベースロード電源だと言い出し、休止した原発の
    再稼働は推めるし、海外へ輸出しようとするなんて。

    今の世の中的に、自民党が選挙で第1党になり政権に着くのは、
    仕方のない流れなのかもしれない( 僕個人的には明確にNOだけど )けど、
    でも原発だけはもうやめようというのは、もう大多数の人の考え方
    として、もうかなりはっきりしてるんじゃないかな。
    現在の自民党政権はそれを無視して勝手に暴走しているように
    感じる人は多いと思う。
    選挙に勝ってるからって、それはかなり良くないことだとと思うよ。

    放射能の汚染の回復には長い時間がかかり、人間一人ひとりが持つ
    時間の尺度で測るのはとても難儀なのだと思う。
    事故から7年経っても、積もったセシウムは依然高い放射線を
    出し続けていることを、いつも気に掛けていることは、
    普段の生活の中ではなかなか大変なこと。楽しくないし、気も滅入る。

    東京の水道水の蛇口水検査の数値が平成27のデータだが、
    セシウム134と137合わせて約2ベクレル/kg。
    シャワーや洗濯で気にするほどではないのかもしれないけど
    毎日飲むとなるとちょっと心配。
    そう言えば今も飲料水は買っているんだと
    東京の知人が言っていた。そういう人は多いって。

    またちょっと調べてみると、浄水場発生土(水道水を作る時に
    取り除かれた河川中の砂を脱水処理したもの)に関しては
    同じく平成27年3月採取のデータで40〜160ベクレル/kgほど
    の数値となっていた。水源地の川にはまだまだ沢山の放射性物質が
    沈殿し、砂と一緒に流れてきているのだ。
    蛇口の2ベクレルというのは、そのために薬剤により放射性物質を
    凝集して沈殿させろ過している結果のようです。

    ほんと、一旦事故れば、その影響による社会の損失は計り知れない。
    事故が起こらなくったって、高レベル廃棄物の処理、保管の道筋は
    未だ現実的に進められる状況になっていない。
    どう考えても現時点での原発継続は厳しいんじゃない?

    そういうことで、7年目の(今年はちょうど)この日に、僕の住む三重県津市では
    恒例の反原発集会とデモが行われます。
    そして今年は主催の企画を。子育て中の若い世代のお母さんたちが担当して
    、農産物や食品やアート、クラフトのマーケットとコンサートと
    パレードを一体化したポジティヴなエネルギー溢れる感じの
    イベントとしてリニューアルされるようで、とても楽しみに
    感じています。

    実は僕も木工作品でこのマーケットに出店をすることに
    なっていて、目下せっせと木のお皿を作っているところ。
    原発を生み出すものとは反対の、自然のサイクルに
    寄り添って生きる人間の社会のあり方について、
    集まってくれる人たちと、手作りの木のお皿を手に取って
    触ってもらいながら、話す機会にしたいなと思っています。

    Come on and join us !!


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    三重の木の椅子展 ご報告 - 2017.12.15 Fri

    『三重の木の椅子展』は4日間で1350名のお客様にご来場を頂き、
    終始賑やかで楽しい展覧会となりました。
    お気に入りの椅子と会場風景をいくつかご紹介させていただきます。




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    今回の展覧会でひときわ異彩を放っていたこのスツールは竹で作られていました。
    建築家の須賀幹夫さんの作品です。
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    ベテラン伊藤義次さんの檜の椅子。着色され、一般的に檜の白木のイメージから随分違っていた
    せいか、多くのお客様にこれが檜!?って驚かれていました。

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    克工務店、岸田さんの作品。栗の古材と鉄、ガラスを組み合わせモダンで
    おしゃれな作品に仕上がっていました。しかし重かった……

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    山桜のセパレートベンチ。一年前に注文で作ったものを
    クライアント様宅からお借りして出展しました。僕のです。
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    杉のスツール。杉でポップな椅子を作ってみたくてアクリル絵具で色を付けました。
    自分で伐採した杉です。これも僕の。
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    鉄を上手くコントラストにしたアートなセンスのステキな椅子とスツール。
    荒木紀裕さんの作品。
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    ノッティーハウスの福永慎吾さんの檜のローチェア=座椅子。
    完成度高いデザイン、綺麗な仕上げ。
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    材木企業のオオコーチさんは檜の子ども椅子。デザイン・監修は
    家具作家の松原智久さんが担当されています。
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    県産檜の合板を使ったシンプルな椅子。建築家 米田雅樹さんの意欲作。
    内部空洞はなく一人で持てないくらいの重さ。
    僕はその重さが良かったと思いました。
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    檜のロッキングチェア。尾鷲の家具作家 竹内健悟さん。檜の使い方
    こなれてるなぁと思いました。座り心地も良かったです。
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    建築家グループ ミエケンジンカイと中勢森林組合の合作。丸棒をバンドで縛れば
    椅子になる、、、目からウロコ。ユニークな発想でしたねー。
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    埼玉県で活動する三重出身の森川達男さんの檜のアームチェア。
    見た目通りのほっこりする座り心地で人気でした。
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    四日市の山中俊輔さん。才能ある若手の作家さんで、今回も完成度の高い
    作品でした。個人的には欲しかった椅子ナンバーワンでした。
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    杉の成形板を丸棒でつないで全体としてうねりを出した美しい作品は、建築家 加藤幸範さん。
    このまま巨大化させたらモダンな建築物になるなぁと想像して見てました。
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    杉を丸くスベスベに仕上げた、大工 丹羽怜之さんのスツール。
    小さいけれど存在感ありました。座るより撫でてたい感じ。
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    中学の同級生のみんなが来てくれて記念撮影。こういうのも展覧会の楽しみのひとつです。
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    座面を手斧でハツってあるのは大工 向井恭介さんの作品。ハツリストとして
    この頃有名な向井くん、なんでもハツっちゃいます。
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    地元特産ダイスギを使った谷藤重美さんの椅子。小径木でも十分
    頑丈で使いやすい椅子が出来るという、素晴らしい見本。
    もう500脚以上世に出ているというお話でした。
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    杉、山桜、を使った椅子、スツール。おおらかな空気感が持ち味の
    秋山茂さんの作品。杉の座面は柔らかで優しいね。
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    本当に多くの来場者に恵まれ、皆さん熱心にご覧いただいていました。
    先ずは大成功と言っていいと思います。

    他にもまだまだ素敵な椅子、面白い椅子がたくさんありました。
    主催業務全般を担った林業女子会@みえ のブログにて近日中にさらに詳細な
    出展作品と出店者の紹介がされるようです。
    そちらもぜひまたご覧になってください。



    『三重の木の椅子展』 - 2017.11.11 Sat


    実行委員会の一員として開催段取りに奔走して一年半。
    『三重の木の椅子展』が、開催まであと10日ばかりとなりました!
    出展者の一人として僕も何脚かの出品をしますが、
    会場には60脚超える、椅子やベンチやスツールがずらりと
    並びます。本当に楽しみです。ぜひ皆様も見に来て座ってみてください。
    地元材で作られた椅子たちに!


    2017年11月23日(木・祝) → 26日(日)
    三重県立美術館 「県民ギャラリー」三重県津市大谷町11番地(近鉄・JR津駅より徒歩約10分)

    9:30 〜 17:00 (入館16:30 まで) 最終日は15:00 まで

    最終日の26日 13:00から 林業女子会@みえ と出展者のトークショー
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    生活に必要な家や家具の木材を 里山の森から伐りだし 製材して
    地域の職人が家や家具にする

    そんなふうに近くの木が姿を変えて私たちの生活の中に入ってくることが
    当たり前だったのは そう遠い昔の話ではありません

    しかし いつの間にやら人も物もそしてお金も世界を巡るようになり
    私たちの生活と地域の森林とのつながりは薄れてしまったように思います

    山に入る人もすっかり減ってしまいました

    地域の森に育つ木が 地域の人々の手を経て 私たちの生活に入ってきたならば
    里山の木と私たちの距離は また少し近づくのではないでしょうか


    「三重の木の椅子展」では この地で育った木を使い この地で作られた椅子に
    見て・触れて・座っていただくことで 地元三重の森林を
    五感で感じていただけたらと 思っております

    皆様のご来場を心よりお待ちしています

    「三重の木の椅子展」実行委員会






    手仕事の工房展 2016 ー棚ー - 2016.04.24 Sun

    今年もやります、『手仕事の工房展』。

    三重県在住の家具職人たちが年々のテーマに沿って製作した家具を
    持ち寄って行っている展覧会の4回目。

    2016のテーマは『棚』ということで、それぞれ個性豊かないろんな棚が
    ズラリと並んでとっても興味深い楽しい展覧会になると思います。

    今年はゴールデンウィーク明けの5/6(金)スタート、15(日)までの10日間、
    皆さま是非是非、津市栄町1丁目888 四天王会館 VOLVOX へ足をお運び
    くださいませ!!

    詳しくはコチラをご覧ください。

    VOLVOXのホームページ





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    お待ちしております!!

    三重の木と作る三重の木工家の子どもクラフト展 - 2016.04.04 Mon

    先月3月4日から13日まで10日間の日程で開催されました、
    『三重の木と作る 三重の木工家の子どもクラフト展』は盛況、好評のうち
    無事に終了いたしました!

    催しのあとの整理労務と滞っていた工房の年度末納期の受注製作など諸々、、
    展覧会を振り返り、今回の意義や成果についていろいろと考えてるうちに
    随分と時間が経っちゃって、月も替わってのご報告となってしまいました。
    いやいや時間が経つのはほんと早いね。

    さて、今回の展覧会は三重県の林業行政の事業のひとつである、「木育」の一環と
    して県主催という形で行われたのですが、展覧会の最大のテーマ「三重の木を
    使ったものづくり」ということは僕たち木工家にとっても木に触れて仕事をする
    日々の中で、年々大きな課題となっていたことでもありました。
    で、なぜ三重の木なのか、ということを今回あらためて僕自身も考えることと
    なったのだけど、考えれば考えるほど「地域材での家具作り」ってこれからの社会の
    在り方につながる問題なんだなとつくづく思うのです。

    いま大半の家具工房で普段の作品作りや受注製作で使っている材料というと、
    ナラやタモ、サクラやカエデ、クルミといった広葉樹が中心で、
    中でも長い時間を経て育った大径木、そこそこ目の詰まった緻密で狂いの
    少ない素直な木質のものが、材木としての歩留まりも製作時の作業性も優れている
    という理由で好まれている。
    で、そういったいわゆる良材を求めていくことは元来多くの必然を含んでいるし、
    やはり工房家具の現場でもより高度な魅力の作品、または競争力の高い作品を追い
    求める中で地元の材木=植林材の杉や檜、自然林の広葉樹を使うことは
    選択肢から外れていくことになってしまい、寒冷地の内地材や北海道材が枯渇傾向
    にある今や、北米やアジア、中国、ロシアなどからの輸入材なしに日本の家具工房
    は成り立たない現状となっているんだけど。
    うーん、立ち止まって考えるにこれってどこか間違っているなって思うのは
    きっと僕だけじゃないと思います。

    そもそも大量生産に対するアンチテーゼとして“再発祥”したはずの
    ハンドメイド工房家具ですが、今や時を経てその規模も内容も多様になり洗練されて
    量産の世界との境目も昔のようにはっきりしなくなっているように思う。

    まあそれはこちらがというよりは向こう側が近づいてきた部分が大きいかもしれません。
    これは家具工房の作る家具の耐久性や素材を活かした製品の魅力が、認められ普及した
    結果であり、いいものを作って永く使うのは良いこと、という意識の広がりだとすれば、
    それは工房家具の活動の素晴らしい成果とも言えますが。

    一方で、無垢材を使った木製品への需要も高まった中で、やっぱり循環持続のサイクル
    に吊り合わない低品質の多量生産品が、流行りのデザインと広告媒体の活用により
    世に広がったことでの、木材資源の枯渇、品質の低下と価格の高騰、そういった現状を
    招いてるという部分もあるってことに対して、工房家具としてどういうスタンスであればいいか、
    についてはもっと踏み込んで考えるべき時なんじゃないかと思う。
    無垢材の良さを表現し、提案してきたのは僕たちなのだから、って。

    そんなわけで、グローバル化していくのは家具作りに限らず人間の性に基づく必然の
    ように考えることもあるんだけど、そこで失われるものの方に意識が向く傾向もあり、
    それで自分に出来そうな答えの探し方として、地域材を使っての作品作りにこのところ
    (ここ10年くらいかな…)僕も取り組んできました。僕だけじゃなくこの傾向は今、全国的に
    ものすごく大きくなってきている。

    そして奇しくも会期中に迎えた東日本大震災と福島第一原発事故から5年目の3.11の、
    (そう、5年です、もう。) あれ以来のこの国の人々が向き合ってきた文明社会の在り方、
    ひとりひとりの日常の暮らしにある幸福とは何かという大きなテーマに対する、答え
    としてもね。

    地産地消、あるいはローカライゼーションといった視点で自分たちの暮らしの
    在り方を考え直すということ。それは地域の需要に応えて生活道具を作っている
    地元木工家にとって、先ずは材料である木材を遠い外国産などに依存している
    ということへの問題意識からのアプローチであることに他ならないわけだから。

    理屈としての道筋はもうはっきりと見えていると思っているんだけど、実際に
    ひとつひとつの製作の中で、僕たち自身にとっても素材に対する新しい感覚を身につけて
    それを形にして、発表して、それで世の中の流れを作っていく、のは時間もとっても
    かかるし、その方法にも慎重でないといけなくて、なかなか大変な道のりかもしれない。
    でも、例えば身近にあるいろんな雑木を削ったり組み合わせたりしながら作品を
    作ってる時間ってのは本当に飽きることもない楽しいことだから、そこを大事にした
    ところが伝わるということが、一番大切なんだと思う。素材を触ってその力や魅力を
    味わうことからスタートする木工家ならではの役どころなんじゃないかと。
    そしてそれが持続可能な森林資源の運営や理念のある事業化につながっていくことも
    思い描いて大きな輪になればいいなと思う。

    魅力のあるものを生み出していけば、きっとその流れは大きくなっていく。
    地域色豊かなその土地の木と人ならではのものづくりシーンがそれぞれの土地で
    見られたら素晴らしいと思う。文化も経済もほどよく潤うちょうどいい幸せな暮らし
    ってそんなイメージだな。

    ということで、今回の三重の木の子どもクラフト展は、三重の木工作家にとって
    先ずそういう流れの始まりに、きっとなったと思っています。

    では、遅ればせながら展覧会風景レヴューを。

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    最後になりましたが、今回の展覧会のために忙しい時間の中で、玩具や、遊具や、
    子ども家具の製作に取り組んで、素敵な作品を持ち寄ってくださった参加木工家の
    皆様、お疲れさま、ありがとうございました。いい時間を共有できて楽しかったです。

    そして貴重なお時間を割いて会場に足を運んでくださった皆様、
    本当にありがとうございました!
    また三重の木工家たちの仕事振りをあちこちで楽しく見守っていただければ
    と思います。
    どうぞよろしく!










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    〒514-2104
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    TEL/FAX:059-279-3887

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