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    2019-09

    経ヶ峰一斉登山 - 2019.06.23 Sun


    6月22日の土曜日、僕にとって2回目の経ヶ峰登頂。
    今日は雨の中を高座原登山口まで林道を上がり、数台分ある駐車スペースに
    ポツンとトラックを停めてそこから歩きました。

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    雨合羽を着用したけどすぐに止んで蒸れてきたのでまた脱いでTシャツ一枚に。
    杉の植林地の中、結構な急こう配でしたが登山道はよく整備されていて快適に歩けます。

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    ところどころに山桜や小楢。普段家具製作で使っている広葉樹を見ると
    なんとなく友人に出会ったような気持ちになって、よっ!なんて呟いてしまいます。
    きっと他の木工家もみんなそうに違いない、、と思う…

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    登るうちに霧が立ち込めて幻想的な美しさ。しかしこのお天気では頂上からの
    眺望は無理かなと思いながらゆっくり登って行きました。

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    今日はこの山の姿をこのまま残してほしいと願う津市民、三重県民で
    一斉に経ヶ峰に登って山頂で集会しようっていう企画。
    東京に本社のあるファンド会社によりこの経ヶ峰で計画が進行中の、風力発電施設を
    どうしても白紙撤回にしてほしいと願っての登山です。

    経ヶ峰は標高819メートルで旧津市からはその円錐のシルエットが美しく見え、
    30校以上の校歌にも歌われる津市民にとってのふるさとを象徴する存在。
    その山頂付近に高さ150メートルの巨大風車が立ち並ぶなんて、、
    とても許容出来るものではないのです。

    さて、高座原ルートはポピュラーではないようで頂上に近付いてメジャーな
    平尾ルートに合流するまで誰一人にも出会わず、雨上がりの静かな森を
    独り占めして歩きました。

    小さな尾根に出たところでふと見ると小規模な赤松の群生があり、
    小径は松葉が敷き詰められてフカフカの絨毯のよう。

    最近読んだばかりの

    「人が里山に生活の燃料を求めなくなって以来、
    日本の森林は現在かつてない豊潤な様相なのだ」

    てなことが書かれた本のことを思い返しました。

    こんな小さな登山道でも人通りが多いと地肌が露出したままになり、
    踏み固められて草木も生えず雨で土も流れます。
    あたりはほとんど杉と檜の人工林で手入れ放棄の手遅れ林も目立ちます。
    こうなると地面に光が入らず下草が絶えて土壌流出も起こり荒れてしまうのですね。

    風力発電施設建設に伴う大規模な造成にはもちろん慎重にその必要性を検証すべきだけど、
    こうした普段からの人と森林の関わり方についても、ただ人間の都合だけで
    自然を利用してきた時代から大きな視点の変換が必要なことは言うまでもなく、
    自然の保護と活用のあり方を作り直していかないとなぁと。
    また地下資源から自然エネルギーへの移行という世紀の大転換はどうしても必要なことだけど、
    中央任せ国任せじゃなく、僕たちが日常生活の中で先ず転換すべきこと、
    暮らす土地での自然との関わり方、それを一人ひとりが考えなくてはなぁと、、
    そんなことを頭の中であれこれと考えながら歩いたのでした。

    平尾ルートに出ると何人もの登山者がいてほとんどが
    一斉登山イベントの参加者の様子。
    一つのグループの方々とお話ししながら登っているうち
    ほどなく頂上に到着〜

    あー、やっぱり予想通り展望台テラスからのパノラマビューは
    360度深い霧に包まれて何も見えず、、、。
    でも続々と人が到着して賑やかになってきました。

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    別ルートから登ってきた友人ともヤッホーと合流出来て、一緒にお弁当を食べていると、、
    だんだん明るくなってきて、お!一気に霧が消えて伊勢平野が眼下に見えてきました。
    そして青空も!!

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    それから順次ちょっと下がったところにある
    避難小屋を中心として作られた広場に移動して
    風車計画反対運動に関しての報告会が行われました。

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    なかなか素敵な山の上の市民集会は
    結局100人ちょっとの参加者があったとのことでした。
    報告と質疑応答があり30分ほどで終了し散会となりました。

    僕も顔見知りの人たちとしばらく楽しいおしゃべりをして下山へ。
    帰り道は木漏れ日の中、ところどころで遠景も眺めながら歩けて、ほんとに素敵な一日となりました。

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    工房に戻りちょっと休憩し、、もちろんそれから気合いを入れ直して
    この日の制作もしっかりとこなしました。なんせ、、、

    まだかまだかとお待ちいただいてる注文の箪笥、完成を急がないと!!

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    最後に津市のサイトから美しい経ヶ峰の遠景を。
    うーん、、やっぱりこの稜線に巨大な風車が並ぶなんて、、、

    絶対にありえない!!!!

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    2019明けましておめでとうございます! - 2019.01.01 Tue

    皆様、新年おめでとうございます。
    穏やかな好天の下、2019年の幕開けとなりました。

    海岸まで歩いても20分足らずのところに住んでますが、
    初日の出を拝みに海に行くのはとても久し振り。一体何年ぶりのことかなぁ。

    今朝は少し遠い贄崎海岸まで、早起きして年初めの散歩となりました。
    ずっと昔の子供の頃に、(1歳から4歳まで3年間くらいだったと思う…)住んでいた
    懐かしい場所。

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    これは昭和36年頃。贄崎のビーチで遊ぶ従兄弟たちに混ざって、中央のチビ助が僕です。


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    ちょっと早く着き過ぎて日の出まで30分ほど待ちました。
    でも夜明け前の空と海、なんて美しかったことか。
    寒さも忘れて魅入ってしまいました。

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    月も浮かんだ空がだんだん明るくなって、、、

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    やっとご来光が。雲も殆どなくてとても綺麗な初日の出でした。
    浜辺も堤防も、人、人、人、、、沢山の市民が初日の出を見に来てるんだなぁ。

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    ばったり出会った友人が撮ってくれました。
    防寒バッチリは良いけどこんな怪しげだったとは、、、

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    帰り道に四天王寺の前を通ってお参りしました。津市が世界に誇る曹洞宗の古刹です。

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    家に戻ると帰省中の娘夫婦も起きてきました。
    毎年お参りしている丹生大師には遠征出来ず、ジャンボ干支でお馴染みの辰水神社へ
    彼らといっしょに初詣。

    今年のお正月休暇はあと2日。僕は飢えも凍えることもなく、
    読みかけた本でも読みながら、もうしばらくの骨休めとします。有難や。











    ちょっと余裕の2018年の瀬 - 2018.12.29 Sat

    2018年もあと2日となりました。
    年の瀬はいつも慌ただしく、ゆっくり一年を振り返ることも出来ず
    はーいタイムアウト〜と年が明けてしまうってのを繰り返してきましたが、
    いややっぱりこのままじゃいけないと、今年は早くから達観開き直りモード
    を心がけてきました。

    結果の本日29日を以っての仕事納めは自分としてはちょっと感動的。
    それに返って淡々と手を動かして来て思いのほか制作も進められた12月でした。
    心の余裕こそやっぱり大事だなぁ、、、なんていったい何年やって
    るんだって話ですけどね。

    さて、本当にいろいろな出来事が次々と自分にやってきた2018年、
    良いことの中にもトラブルあり、悪しきことには実に多くの気付きと学びがあると、
    つくづく思うこと多かった一年でした。
    でも、年が明ければ亥の還暦を控え、仕事への覚悟に向き合えたことは本当に良かった。
    木工作家には定年もないというか、マジこれからが本番と思っています。
    自分自身の制作にさらに集中して向き合うことが、自分というものを
    作ってくれた木工への恩返し、、なんてよく聞く台詞ですが、そのこと
    の意味が身に染みてわかる気がします。

    一つひとつ素材として出会う木とは、まさしく文字通りの一期一会。
    目の前にある一本の丸太、一枚の板と自分との関わりこそが、
    本当の意味でのローカライゼーションの基本なのだと思いますし、
    一人ひとりがそのことを意識していつもそれぞれの仕事が出来るように
    なれば、きっとそのとき人間は万物と調和してここに居られるんだと、
    そんなふうに感じています。木工はいつもそれを僕に教えてくれるのです。

    さて、いよいよ来年は個展(2020の春に予定)に向けての制作も本格的に
    始めます。加えて楽しみなオーダー制作も!
    心は淡々としつつ、、静かにやる気満々。

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    今夜は米の研ぎ汁乳酸菌を作り、初めてお風呂に入れてみました。
    おぉ、このリラックス感。とても温まりお肌もスベスベになる優れた入浴剤になると実感〜


    皆様も一年ほんとにお疲れ様でした。どうか良き新年をお迎えください。

    ではまた来年もよろしく!ありがとう2018!!




     - 2018.03.28 Wed

    工房の北側の森の山桜。
    毎年ソメイヨシノと同じ時に咲きます。花がいっぱいで葉っぱは少し、、、
    もしかしてソメイヨシノか、とも思ったけど、今日来た友人によれば
    やっぱり山桜のようです。

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    とても綺麗です。

    お花見の酒宴、それも夜にってのは、昔から苦手だけど
    山の中に咲く山桜を春うららに眺めるのは良いものです。


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    しかしなんとなく幹の方に目が行っては、いい板採れそう、、、
    などとついついヨコシマなこと考えてしまうワタシです。





    桜が散ったらもうあっという間に汗ばむ初夏がやって来ますね。
    梅雨の前に一度夏みたいになるあれのことを“フェイントの夏”って
    昔誰かが言ってたけど、そうだね。

    気持ちいい季節がやってきて僕も製作頑張るのだ ^ ^








    お正月雑記 - 2018.01.05 Fri


    新年おめでとうございます。2018年が始まりました。

    ここ三重地方では比較的に穏やかな好天の三が日でしたね。
    近所の神社やお寺の初詣、初参りも賑わっていたようです。

    毎年お参りしている丹生太師さんこと、多気町丹生の神宮寺成就院では
    昨年の台風の大雨で本堂に上がる階段脇の回廊が崩壊してしまい、
    再建の目処も立たないまま石階段も通行不能で
    なんとも残念な状態が続いていていました。
    https://iseshima.keizai.biz/headline/2879/
    在りし日の回廊。写真左側の白壁の建物。
    本当にいい風情でした。
    20180106071036548.jpeg

    神宮寺では折しも山門が400年ぶりの建て替え工事の為に解体されていたのですが、
    こちらは再建資金2億7,000が同地所縁の篤志家の方より寄進されていて
    順調に進んでいるようで、2年後と言われている落慶法要が楽しみです。

    https://mainichi.jp/articles/20171101/ddl/k24/040/132000c

    回廊再建もなんとかなるといいんだけど。
    図面はあるんだろうか、お金もいくらかかるんだろう、、、

    さて僕のお正月ですが、この初参りと3日の同窓ランチ会(これも楽しかった!)
    以外はほとんど家に篭って、ぬくぬくだらだらビール飲みながら
    大好きな音楽に浸って過ごし本当にゆっくり骨休めをさせていただきました。

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    ま、こんな感じね。
    ぬくぬくだらだらの師匠うちのグリとサバですが、
    そういえば今年は戌=犬の年だったなと
    昔々僕が子どもの頃うちにいた子たちを思い出して古いアルバムに
    その姿を探したのだけどあんまり写真遺ってなかったなぁ。

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    そう、ベル。物心ついた頃にいた子。とてもお利口だった記憶。

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    ベルが居なくなってそのつぎのエル。垂れ耳の白い雑種だった。
    エルのつぎにいたのがドンだけどいい写真がなかった。
    妹が仲良しだったから彼女が持ってるかなぁ。

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    最後のダイとアン。大安町から来たからダイとアンだったような。
    両親よりも長生きしてそのあと僕たちが引き継いで飼っていた。
    外に繋いでなきゃならないのが心苦しくて、この子たちが居なくなって
    20年くらい、犬不在です。
    でも、この頃周りの友人たちの飼ってる小型犬の姿を見ると、ちょっと
    いいなぁと思っているのでした。

    さて仕事始めは4日に予定されていた受注品の整理棚の搬入、、、
    はずでしたが、急きょ延期になり、まぁ今日も休んじゃおう、
    とたぶん工房開設以来初めてのお正月4連休となりました。

    年末の記事にある通り、あまりにギュウギュウに詰まった2017に
    燃え尽きたのか、、なかなかこの脱力モードから動き出せないまま
    です。

    でも昨日はなんとか仕事始めの恒例、工房近くの氏神さま、辰水神社への初詣
    をして、今年前半の製作予定の図面や材料の検討作業を始めることが出来ました。

    ありがたいことに今年も半分くらいは依頼製作の予定が埋まりました。
    やっぱり今年も自分の作品作り、木工家仲間の皆さんとの共同企画、
    volvoxの運営、、と盛り沢山な一年になりそうです。
    それも含めて一つひとつ、納得のいく仕事をコツコツと積み重ねていくのみ
    だなぁと思っています。

    また今年も新しい出会いがきっと次々とあって、自分の世界もまた広がって
    いくこともとても楽しみです。
    そしてその一つひとつと丁寧に向き合っていくことを心掛けていきたいと思います。

    ということで、2018newforest スタートいたします。
    どうぞ皆様、本年もよろしくお願いいたします!




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    〒514-2104
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