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    2020-08

    長梅雨 - 2020.07.28 Tue

    もう7月も終わるというのにいまだ梅雨明けず。

    個展終了から58日目の今日、出品作品のご購入先への最後の配達を終えました。
    …と言っても今回の座卓の納入先は新規オープン予定のレストランホテル?ホテル付きレストラン?
    (まぁとにかくホームページを拝見すると食のコンセプトが大事になっているようです)
    で、建築工事の完了を待っていたという事情でここまで納入が延びていたということです。

    クリック!→ そのホテルのホームページ です。

    外観も客室も斬新なおしゃれ感満載でなかなか素敵です。

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    楽しみに行ってきましたが、残念ながらまだ工事中・・・

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    8月11日がオープンということだから、その頃また行ってみよう。

    さて出品作品はこれで配達し終わったけど、出品作品の追加制作依頼については
    まだまだ終わっておりませんで、目下一生懸命製作しております。
    ご注文をいただきました皆さま、どうか今しばらくお待ちください!
    遅くとも8月の終わりまでには作ってお届け出来ると思います🙇‍♂️

    そして個展関連、出品作品とは別にご注文いただいた制作依頼については9月以降
    となりますので、こちらはさらにお待ちいただくことになって、大変恐縮しております。

    とにかくでも、焦っても出来ないので、落ち着いてひとつひとつを丁寧に作りたいと
    思っています。

    今のホテルは飛騨高山市の手前でしたので、やっぱり蕎麦だと思ってお昼は
    郡上八幡のお蕎麦屋さんに行きました。

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    とっても美味しかった!

    引き続き制作のほう頑張って参ります。
    しかし早く梅雨明けしてくれないかな。
    とにかく何があかんて湿気ほど木工制作を脅かすものはありませんからね。





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    NEW FOREST FINE FURNITURE WORK 2020 EXHIBITION その5 - 2020.05.31 Sun

    展覧会『NEW FOREST FINE FURNITURE WORK 2020 EXHIBITION』 が終了いたしました!

    ずっと途切れることなく多くの方々にご来場いただき、
    10日間の会期を無事に終えることが出来て、
    本当にほっとしています。
    心より感謝申し上げます。


    このブログ上での展覧会も今回が最後となりました。
    紹介させていただいた沢山の写真と文章を、お読みいただいた
    皆さま、本当にありがとうございました。


    さて今日は木の器やカッティングボード、フォトフレームなど
    小物類と実際の会場の風景を紹介させていただきます。
    自分ではあまり落ち着いていい写真も撮れなかったですが、
    来場した知人のカメラマンが撮ってくれたものもお借りして掲載させて
    いただこうと思います。


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    カッティングボードと木の器をたくさん作りました。

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    角皿いろいろ

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    丸皿いろいろ

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    カッティングボードもいろんな形のを

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    いろんな木で作りました!

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    VOLVOXのエントランス。

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    丸テーブルとスツールたちと小物を並べた台

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    奥から撮った小物コーナー。
    たくさん買っていただきほとんど残りませんでした。

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    クスノキの123スツール

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    杉と欅の食器棚はクスノキ123と共に今回の個展で一番熱がこもった
    作品だったかもしれません。自分でもとても気に入っているけど、今回は
    お客さんにも人気でした。それは本当にうれしいことでした。

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    階段を上がったフロアに、くつろぎ椅子、本読み椅子、杉と桜のコンソール戸棚。

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    ワークデスクと、その上に今回はナラで作ったブックエンド。

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    建築物のような姿をしているブックエンド。

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    今回は一組作っただけでしたので、追加制作オーダーをいくつもいただきました。

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    左右が一対になっていてセットで¥10,000は引力強かったみたいです。
    デザインも工程も仕上がりもうまくいったなと自分でも思っていたから、
    ちょっとガッツポーズ。

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    アップステアから見下ろす会場風景。

    ここからのモノクロ写真は知り合いのカメラマン佐野昌之くんが
    撮ってくれたもの。作った自分とはまた違う目線で見せられる
    自作品にちょっとドキドキしました。

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    そして最後は今は亡き友人の画家大浦順子が生前に描いてプレゼント
    してくれた作業中の僕とNチェアー。特徴つかんでて、そっくりに描けてる
    とたくさんの人に今回も言ってもらいました。
    ありがとね、よりちゃん。

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    これでブログ個展の作品紹介も終了といたします。
    お付き合いいただきありがとうございました。

    また本会場のほうでは、10日間で約500名ほどの方にご来場いただき、
    出品作品の9割以上をお買い上げいただきましたこの2020 EXHIBITION は、
    大成功だったと言って良いと思います。
    毎日たくさんの来場者の方々とお話して、頭がフラフラにはなりましたが、
    本当に楽しい10日間でした。

    この展覧会を終え、自分としては、「何をどうすればよいのか」ということが
    これまでになくはっきりと分かるようになってきたと感じています。
    それがどうしてなのか、それによりこれから何かがどう変わるのか、
    今はうまく言葉にできないのですが。
    また今個展の感想などはこれから追々と書いてみようと思っています。

    では、無事終了を祝って、、カンパーイ!

    おやすみなさい💤












    NEW FOREST FINE FURNITURE WORK 2020 EXHIBITION その4 - 2020.05.29 Fri

    あれよあれよと毎日が過ぎて展覧会も残り3日間となりました。

    本当に開催そのものが不確定な状況が続いて、出口が見えないトンネルの暗闇
    の中で、でも制作と準備だけはしっかりやっておかなければと、黙々と手を
    動かして過ごした4月のあの時間が嘘のように、スタートから連日たくさんの
    お客さまにご来場いただいているのが、今でもふと不思議な感じでいます。

    杉、欅、栗、椨、椋、椎 といった三重の森で育った明るく大らかな地元産の木
    を中心に、北海道産の樹齢420年の水楢や、タモ、チェリーなどの外国産材も
    加えた、賑やかな森の中を散歩するような気分で、皆さんこの木の家具の森を散策して
    いただいているご様子で、そのことの共感が何よりも僕は嬉しく思っています。

    そして会期半ばで、今回のほぼ全ての作品を売約としていただけましたことに、
    感謝感激しております。加えまして、完売後の追加制作のご依頼も続々いただいており、
    本当にありがたいことです!
    会期終了まで残すところあと3日となりましたが、引き続き皆さまのご来場を
    お待ちしています。

    さて、この度のブログ上での主要作品はこれで最後になりますが、今日は
    ダイニングテーブルと2タイプの椅子を紹介させていただきます。

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    ダイニング2ウェイテーブル

    ミズナラ  オイル仕上げ
    ラワン(テーブル時の脚部) 漆仕上げ   ¥500,000

    w2,200 × d820 × h690

    ご覧のように、ラワン製の脚部から下ろすと座卓になる
    2ウェイテーブルです。
    この北海道産のミズナラの一枚板を持ち上げるのも降ろすのも
    なかなか大変ですが、置いてしまえば超ドッシリな安定感。

    天板の木口を見てみると、中心から端まで緻密に詰まった年輪が
    わかります。この丸太の芯のところの板が別にあり、数えてみたら、
    なんと420歳でした。
    伐採からさらに20年余りは経っていますので、この木がドングリから
    芽吹いたのは、今から約450年ほど昔ということになるわけです。
    恐れ多いような気持ちで制作していましたが、出来上がったテーブル
    を前にして座ってみると、大いなる強さと優しさに包まれるのを感じます。

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    木口の年輪の細かさに長い年月を感じることができます。

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    節の部分の木目の変化がとても美しいです。


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    ダイニングチェアー(N・チェアー)

    チェリー オイル仕上げ ¥72,000
    タモ 漆(黒)仕上げ   ¥80,000
    ミズナラ 漆仕上げ   ¥80,000

    w420 × d550 × h780 sh420

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    座面、背もたれ部、脚の全てをカンナで削った刃物跡をそのまま残す
    仕上げに。

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    座面に脚を丸ホゾで貫通させて、クサビで止める最もプリミティブな方法。


    30代の初めに独立して自分の工房を持ってからの30年ほどの間に、
    ベンチやスツールも含め、また子ども用のものも合わせると、600脚余り
    の椅子を作りましたが、その内の4分の1ほどが、このNチェアーと呼んでいる
    人気の定番でした。ダイニングチェアーはそういうのが多いのですが、
    このNチェアーもテーブルを前にして座ると最も落ち着く感じがする椅子
    だと思います。

    強度があり板幅があり安定供給のあるミズナラかタモで作ることが殆ど
    だったせいか、自分の中でもイメージがそうなってしまっていたのですが、
    タブノキやシイノキやエノキで作ってみてもなかなか面白いんじゃないかと
    この頃思っています。昨年から挽いて乾燥中のが乾いたらやってみようかな。


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    フレームタイプのダイニングチェアー

    ケンポナシ 漆(フレーム) 、オイル(座面、背) 仕上げ  ¥72,000

    w440 × d570 × h780 sh420

    今回はワークデスク=学習机と合わせて展示してみました。
    椅子にはNチェアーのように座面に脚をホゾ入れして組まれるタイプと、
    このケンポナシの椅子のようにフレームと座面板、背もたれ板を
    組み立てるタイプの二つがあり、この構造の違いが椅子としての
    雰囲気の大きな違いを作っているのではないかと思います。
    そして言葉で上手く言い表せませんが、作っている時の気分も
    随分と違うのです。

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    ケンポナシも好きな木の一つですが、流通が稀で、手頃な値段
    でなかなか手に入らない木です。
    フレーム部分を漆で、座面と背もたれ部の板をオイルでそれぞれ仕上げた
    2トーン仕上げにすることが多いですが、注文主のお好みによっては、
    全体を漆、又はオイルで仕上げることも。


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    座面もホゾでフレームに組み立ててあるので、座面下の座面受けの
    構造材がなく、スッキリした見た目と軽さのある設計になっています。

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    フレームタイプの椅子のこの端正な姿も好き。
    突っ込み脚タイプにするか、フレーム仕立てのにするか、椅子を
    購入する時や制作依頼をする時に、皆さんもちょっと意識して考えてみると
    面白いかもしれません。


    これで今回の個展の主だった出品作品はほぼ紹介させていただきました。
    ブログで見ていただいたのは、会場への搬入前に工房の展示室で撮影した
    もので、その後に駆け込みで完成させたものや、器やフォトフレームなど
    の小物類は会場で撮影した写真を、展覧会の会場風景といっしょに
    次の最終回でご覧いただこうと思っています。

    お楽しみに!






    NEW FOREST FINE FURNITURE WORK 2020 EXHIBITION その3 - 2020.05.25 Mon

    盛況で賑わった初日からの3日間が過ぎて、今日25日の月曜日は
    ゆっくりした流れで、皆さん落ち着いてじっくり作品を見ていただいて
    いたように思います。

    またVOLVOXでのライヴシリーズでお馴染みの、即興ヴァイオリン奏者の
    宮嶋哉行さんが個展のお祝いに、会場で演奏をしに来てくださり、
    僕も三重のタブノキで友人の楽器作家に作ってもらったギターを弾いて、
    いっしょに家具になった木を讃えて奉納のように合奏するなど、なかなか楽しい
    一日でした。


    さてブロク個展その3の今日は、14脚のスツールと1脚の椅子を
    紹介させていただきます。

    今回の個展の作品を見て、作風が若くなったと何度も言われました。
    自分としては、それはそうとも思えるし、より自分らしさを素直に出せた
    だけだとも思います。この15脚のスツールと椅子はまさにそんな感じでしょうか。





    杉と欅のスタッキングスツール

    スギ 着色(ポスターカラー)+オイル仕上げ、又はワックス仕上げ
    ケヤキ(脚部) オイル仕上げ           ¥38,000

    345 × 345 × sh 430


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    杉のスツール

    スギ 着色(ポスターカラー)+ワックス仕上げ
    ムクノキ(脚) ワックス仕上げ     ¥33,000

    350 × 430 × sh440

    杉と欅のスタッキングスツールも杉のスツールも
    軽くて柔らかいスギ材を座面に使って座り心地は柔らかです。
    一方強度の必要な脚部をスタイリッシュなデザインに構築する
    には強度のある地元材広葉樹が適しています。
    また、スギのイメージを建築材など従来とは違ったものにしたくて、新しい
    切り口で素材感を引き出そうと試みた結果、こんなふうな明るくカジュアルな
    デザインになりました。杉の柔らかさを感じる座面の座り心地も上々です。


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    明るくカジュアルにデザインするとマスプロダクトっぽく見えてくるのもまた然り
    と思ったりも。まぁそれはそれで良しとしようか。今回は9色の9脚がエントリー。

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    実物に触れたり毎日使ってみて、手仕事と工業製品の違いは
    じんわりと理解されるものかもしれないと思います。


    スギに続いてはクスノキの123スツール。

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    1 クスノキ 着色(ポスターカラー)+オイル仕上げ 
      ムクノキ(脚) ワックス仕上げ      ¥50,000

      400 φ × sh455

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    せっかくの板の厚さのボリューム感を損なわないように成形をして
    その形らしい色を使って、、、


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    2 クスノキ、タブノキ(脚) オイル仕上げ  ¥70,000

      w850 × d500 × sh445

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    この黒っぽい変色と枝がらみの木目の変化の魅力を感じてもらえるように
    色は使わず透明なオイルだけの仕上がりに。

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    座面がシャープに見えるよう“2” は底の側に丸味を付けてある。


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    3 クスノキ 着色(ポスターカラー)+オイル仕上げ
      シイノキ(脚) ワックス仕上げ      ¥80,000

      w1280 × d410 × sh450

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    皆さんに空豆みたいだって言ってもらった。
    子どもたちにも人気の“3”

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    いなべ市産と聞いて手に入れたクスノキの分厚い一枚の板から作った三脚。
    南方系の大らかな柔らかさを感じるクスノキは木質も柔らかく、
    昔から大柄な彫り物によく使われてきました。獅子頭なんかもそうですね。
    このスツールたちも自然とそんなクスノキのたっぷりした雰囲気を感じて
    もらえるような作品になったと思います。


    そして最後はシイノキのお出迎え椅子。

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    シイノキ オイル仕上げ  ¥66,000

    w440 × d360 × h1,060 sh420

    もう25年以上前になりますが、津市内で伐採されたシイノキを
    所有者の方から頂いて使ったのが地元材広葉樹との初めての出会い
    でした。このシイノキはその時の板の残りもの。付いたまま挽かれた
    この小さな枝の部分を上手く活かしたくてなかなか出来ず、ずっと材料庫で
    眠っていたのをついに椅子にすることが出来て嬉しいのです。僕も
    たぶんこのシイノキさんも。

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    試験管が入る穴を5つ空けました。五輪挿し付きのお出迎え椅子。

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    春の花たちを挿して、この季節にぴったりの椅子になりました。


    明日が終わってやっと前半終了。10日間は長いね。

    さあ、明日も頑張って在廊勤めます!



    NEW FOREST FINE FURNITURE WORK 2020 EXHIBITION その2 - 2020.05.23 Sat


    展覧会初日の昨日は開場と同時に沢山のお客様で賑わいました。
    また、木の器やカッティングボードなどの小物、スツール、椅子、小テーブル
    なども次々とお買い上げいただきました。

    あれこれと気を揉んで過ごした日々がようやくほっと緩んだ気がしました、、、

    ご来場いただいた皆様、本当に励みになります。ありがとうございました!


    さてブログでの個展“その2”として今日は、収納家具の箱物
    を3点を公開させていただこうと思います。



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    杉と山桜のコンソール戸棚

    スギ 着色(漆)+ワックス仕上げ
    ヤマザクラ オイル仕上げ    ¥180,000

    w1,200 × d390 × h900


    多気町の奥山に自分が所有するスギの林があり、時々チェーンソーと
    ウインチを担いで出掛けては、よく太ったのを伐り出してきて家具を
    作ります。スギは乾くと軽いので厚い板を使ってもそれほど重くなら
    ないところが自分の作品構築に役立っています。
    ヤマザクラは一括りに出来ないほど種類が多く、個体による色や
    木味(きあじ)も様々。このカップボードは岐阜と三重の混成で
    やったので、かなり違う感じになりました。

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    この天板の山桜は数年前に名古屋の銘木屋さんで、人工乾燥の不具合でひび割れが
    沢山入って売り物にならない状態だった丸太一本分を、超格安で引き取った
    ものの中に一枚だけあった割れのなかった板にやっと出番をあげました。
    その他の割れの多い板も無事なところを切り出して、器などの小物を沢山作り
    それはそれで大いに役立てることができたんですけどね(笑)。

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    引き出しの前板と引き戸の框も同じ山桜。たしか岐阜産と聞いた記憶です。
    戸の羽目板は三重県産の山桜。そして本体と引き出しの内部、戸棚部の棚板は
    三重県産の杉です。が、自分で伐採した多気町のものと、板材になったのを仕入れた
    もっと奥山産出のとは、まったく別の木みたいに違いますが、本体は漆で黒く
    着色してあるので、そこはあまり関係ないのかもしれませんが。

    20200517114453d92.jpeg

    こうして一つの家具に出来上がると、産地や種類の違う木も
    だんだんと馴染んできて調和した波長になってくる気がしています。




    続いてこれも杉を使った収納家具です。


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    杉と欅の食器戸棚

    スギ 着色(ポスターカラー)+ワックス仕上げ
    ケヤキ ワックス仕上げ       ¥320,000

    w1,200 × d470 × h1,610

    植林地のスギ材の値が下がってもう久しく、今5〜60年かけて育った
    スギの木一本が3〜4千円くらいでしょうか。いやそこまでもいかない
    かもしれません。でも、お金で考えると随分と値打ちの下がって
    しまった杉ですが、40センチの一本の丸太を板に製材すれば、この
    カップボード程度のものなら3つくらい作ることが出来ます。
    きちんと乾燥させてしっかりと作れば、5〜60年くらいは楽々と
    役に立てることが出来るでしょう。そう考えると一本一本がとても
    貴重で豊かな資源だと思えます。お金に換算しないでもっと大切に
    活用したらいいのにって思うのです。

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    本体はスギとケヤキを合体させた框組のような実は板差しで組み上がっている
    構造になっています。
    柔らかくて軽いスギ材と堅牢な硬い広葉樹のそれぞれの良さを活かすことを考えて
    出来たアイデア。

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    これまで受注制作で作ってきた重厚さやタイトさとは違った
    軽く、明るく、可愛く、ポップなテイストの食器棚。
    数年前から独立した二人の娘たちからのリクエストで
    彼女たちの家具を時々作ることの影響かなと思いますが
    自分でもこの感じとっても気に入っていて、思い描く
    これからの人の暮らしの風景にピタッときてると
    感じているのかもしれません。
    安価なスギと地元材ケヤキを使って価格もぐっと下げることができた
    この食器棚を、どなたか買って使ってくださらないかなぁ、、、



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    ワークデスクとワゴン引出し

    ミズナラ オイル仕上げ ¥238,000

    w1,200 × d700 × h 690

    片袖の学習机の引出し部分をキャスター付きワゴンとして
    別体にしている当工房の定番学習机です。


    20200517114342a3d.jpeg

    天板に送り蟻で取り付けた反り止めの桟が脚部のフレーム
    になっているこのタイプの机(テーブルも)は天板裏の幕板と
    呼ばれる構造材無しで組まれているため、天板の下に入れた
    膝を組むスペースに余裕があったり、この机のように天板の
    下に引出しを付ける場合にも有効内寸が稼げるというメリット
    があります。

    202005171143430b5.jpeg

    天板下の引き出しは内部高さは5センチほどですが、70センチの天板の
    奥まで奥行きがあってかなりの収納量。
    ワゴンのほうは、その都度の注文主のご要望で3段になったり
    5段にしたりです。
    机の下から完全に出して脇に置いて使うと広々としたワークスペースが
    出来上がります。
    小学校への入学時にご注文いただくことが多いですが、大人になってもずっと
    一生もののワークデスクとして使っていただけるこの学習机。
    我ながらよく出来ておりますね。ロングセラーになるはずだ(笑)。


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    そして、この机も何の木で作るかによって随分と雰囲気が変わります。
    今回はミズナラで堅牢なイメージ。タモで作るともっと優しい感じで
    ヤマザクラで作って漆で仕上げれば、とても落ち着いた大人っぽい雰囲気になります。



    さて、今日はここまでにして2日目のリアル会場へ出勤してきます。
    最後まで見ていただいて、ありがとうございました!











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    プロフィール

    Yoichiro Yuda

    Author:Yoichiro Yuda
    家具工房NEW FOREST
    木工職 油田陽一朗
    〒514-2104
    三重県津市美里町家所4324
    TEL/FAX:059-279-3887
    newforest-y@ezweb.ne.jp

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