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    2024-02

    Instagram - 2023.11.09 Thu

    よく働いた猛暑の夏が終わっても
    注文制作のコン詰めが続いているうちに
    気が付けばもう一年の終わりが見えてくる、、

    という例年通りのパターンを今年も踏襲して
    そう言ってるうちに、きっと気が付けば人生そのものが、、、
    なんてねー。

    さてブログの更新を試みるも、何故かこのところ
    写真の投稿がうまく出来ない事態が続いております。

    そもそも大体からして、撮った作品の写真をブログに載せる
    ために画像を圧縮してからアップロードをして、、
    と面倒な手間がかかる上に、せっかく投稿しても
    圧縮された粗い画像でしか見ていただけないというストレスも
    ありまして、ついつい手軽なsns中心になってしまいがちで。

    アカウントをお持ちの方は、
    fine furniture work new forest でご検索いただけると
    僕のInstagramをご覧いただけます。
    それかここにヨイショっと、、、

    ↓はい、えっとこれで行けるのかな。

    https://instagram.com/fine_furniture_work_newforest?igshid=czJrc2t3OW42ZXIw&utm_source=qr


    ということで、こちらのブログの問題解消まで
    Instagramをご覧になれる方はそちらでよろしくお願いします。

    ブログの引っ越しという方法もあるみたいですから
    また詳しい人に聞くなりして検討してみようかな〜




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    欅のローテブルをリメイク - 2023.07.22 Sat

    今年の初め頃、大きなウロ(空洞)のある欅の巨木の根っこを8センチほどの板に挽いて作ってあるローテーブルのリメイクを依頼されました。でもそれが幅1メートル長さ1メートル50センチほどの天板の3分の1ほどが7センチほど一段高くなっているなんとも不思議な形で。つまりその部分の天板の厚みは15センチくらいあったというわけですが、もうその重さと言ったら尋常ではありません。力持ちの大人2人でも少し持ち上げるのがやっとというくらいです。ご依頼の主旨も「とにかく軽くしてください」ということでした。



    さて修理やリメイクというのは作業量を考えるとそれなりの費用がかかります。それ以下で新品の買えるものだって工業量産品にはいくらでもあったりします。でもその欅の板には確かに“まんま”な面白さがあり、入り組んで複雑な木目の織りなす美しさもある。何より今まで長年使ってきた愛着がある。やっぱりこの板をこれからも活かそうということで、引き受けてやってみることになったのでした。

    20230722155230a68.jpeg

    6月になってようやく時間が取れたので、分厚い部分を含め全体を残り5センチほどまで削り取り、付いていたこれまた超重厚な脚も再利用して軽いものに作り替える、という方針で取り掛かりました。まずは依頼主さまの家から出して工房に運ぶだけでも大変でした。助っ人に来てくれた同業のM氏ありがとう〜
    そして準備を整えいよいよ電気カンナで削り始めてビックリ!。なんと板の中から石ころがザクザクと出て来たのです。不思議な形をしていた理由はこれだったのか!石ころが出てきた部分で製材機が止まってそれ以上挽けなくて、なんとそのまま座卓にしちゃったんですねー。


    20230722155228a24.jpeg

    美しい木目です。

    2023072215523394b.jpeg

    この辺りに石コロがザクザク。
    掘り出した穴はパテで埋めました。

    202307221552310cc.jpeg

    欅の柾目は綺麗です。色が好きです。

    20230722155234595.jpeg

    ちょっと縮れている柾目。

    2023072215522817b.jpeg

    石があっては削れないので、発見次第バールなどで石と木をこじ割ってほじくり出しながらまた少し削って、、、という作業を延々とやることほぼ二日。当然ながら電気カンナの刃も何度も欠けては研ぎ直しながらの気の遠くなりそうな作業でした。
    それでもなんとか目標の厚さまで削り、外形の形も少なからず修正し、木端の成形をし、穴の部分に置くだけになっていたガラス板を面一になるように掘ってはめ込み、小さめの穴はパテで埋めて補修し、全体を木地調整して天板が仕上りました。続いて脚の部分を作り替え、着脱式に細工をし、最後にオイル塗装をしてついに完成。
    ずいぶんと削り取ったのでその後の狂いが生じないか、しばらく工房で様子をチェックしてからやっと納品をしてきました。まったく新しい形に生まれ変わった欅のローテーブル、依頼主様にも大変喜んでいただけ、報われる瞬間。やれやれよかったぁ〜。

    ただ一つ、この記事のためにリメイク前のbeforeの写真を撮っておけばよかったのだけど、まるで忘れていたのが大変悔やまれます。せめて出てきた石ころの写真をご覧になってください。

    20230722155237f8a.jpeg

    これで半分くらいなんですよ。ほんとめちゃくちゃ大変だったんだから。






    杉と檜のキッチンワークテーブル - 2023.06.23 Fri


    以前に弁柄拭き漆の水屋を納入(写真7枚目)している
    リノベ古民家に住む友人からのオーダー制作。

    今回は収納たっぷりのキッチンワークテーブルを
    三重県産材の杉と檜を本朱の拭き漆で、、
    というプランだけは早々に出来上がっていたものの、、、

    何かと多忙な時期で大幅に延び延びになっておりました。本当にごめんなさい🙇🏻

    やっと仕上がりとなって先日無事に納めることが出来ました。
    設置はこの2台を背中合わせにして900×1,350の
    アイランド型ワークテーブルとしてお使いいただく感じ。

    友人夫婦の「期待通りでとっても気に入った!」との言葉にやれやれほっといたしました〜


    さて、いつものことですがこうして出来上がってみると
    デザインも極力シンプルにしてあるし、
    もっとサクサクっと作れそうに思えるのだけど、仕事というのは
    本当に手間暇かかってしまうものです。

    しかしコツコツと焦らずに手を動かしてさえいれば、ちゃんと
    完成してくれてお役に立てるということはありがたいなと思います。
    まだまだ頑張っていきたいなぁ。これからもその時のマイペースとマイベストで。


    でもうん、久々だけどやっぱり漆は良いなとやる度に思います。
    そして今回は杉のウヅクリ+彩色オイル(本体部分)と拭き漆(前面)の組み合わせ
    を初めてやってみたのが、ちょっと新しい展開が見える感じのワクワクもあり、
    そこは自分としてもとても良かったと思います。




    本体は今回も自家採取した多気町車川の杉。
    引き出しなど前面に使った檜はいなべ市産で木こりの友人が
    伐ったもの。


    2023062311430592c.jpeg

    本体の杉はウヅクリし、ポスターカラーで彩色+顔良系のオイルの仕上げです。
    檜は今回は本朱を練り込んでの拭き漆。
    ミスマッチ的な組み合わせで新しい雰囲気を出そうという試みでしたが、
    拭き漆をどこまで塗り重ねるかでけっこう悩みました。
    他の答えもあったのかとも思ったりしますが、
    また次に繋がって自分の中の抽出しが増えたら良いのかなと。



    20230623114308e37.jpeg

    拭き漆の引き出しを開けると内部は素のままの檜が現れます。

    20230623114308f78.jpeg

    節のない直径40センチほどの綺麗な丸太から切り出した美しい檜。
    底板も突き板を使わない無垢材のだけの引き出しは開ける度にとても芳香が溢れます。

    202306231143111ee.jpeg

    引き戸の引き手は先に納めて使って頂いている水屋のものと同じにしました。
    内部の可動棚板は無色透明のワックスだけにして、引き出し内部と同じく
    檜の素材感を味わえるように。


    202306231143110f7.jpeg

    木目が繋がるように一枚の板から木取りした引き出し。

    20230623114314b0d.jpeg

    2020年の春に納品した水屋。
    タモ材の太いカマチに拭き漆してある超ドッシリした本体に、
    弁柄と漆で仕上げたマツ材の引き戸と引き出しという組み合わせ。

    20230623114314aa2.jpeg

    まもなく本番の夏に向かってオーダー製作がまだまだ続きます。
    一段落したら久しぶりにまた夏のひとり旅にでも出掛けたいなぁ。





    杉と小楢のテーブルと椅子 - 2023.06.20 Tue

    鈴鹿市の郊外に新しく出来たギャラリー用に作らせて頂いた杉と小楢のテーブルと椅子。

    展覧会場のサブスペースでご活用いただく予定です。
    詳細は7月にオープンされた後にまた改めて。
    ということで、こちらは搬入前のnewforestでの記念写真。

    年輪幅の大きな軽い杉ですがテーブル天板の厚みは70ミリのボリュームにした上、
    反り止めの桟のスパンを広げて両木口面に合わせて
    一体化するようなデザインになっていて、
    ズッシリと見える厚い天板にコナラの細めの脚を対比させるという、
    僕のこの頃のお気に入りがMAXになってます。

    一方の椅子はミニマムなボリュームですっきりとまとめて
    実際にもかなり軽い椅子になりました。
    新しいデザインの新作だけどどうでしょうね。。。

    見た目のバランスをやや優先して背もたれは少し低めになりましたが、
    杉の座面と背もたれはやっぱり柔らかでやさしく、座り心地はなかなか良いです。

    椅子はサンプルを一脚手元に残してあるからお近くに来られたら是非座りに寄ってみてくださいませ。





    202306201320313cb.jpeg


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    水楢のワークデスク - 2023.02.25 Sat

    久しぶりの水楢での製作になりました。

    思えば30余年前に独立した時、最初に仕入れた木が北海道産の水楢(ミズナラ)でした。
    それ以後もタモと並んでずっと使い続けてきた水楢は、やっぱりいちばん
    好きな木で、本当に沢山の家具をこの木で作らせてもらったのでした。


    20230225113848a3a.jpeg

    当時は良い木がずっと安い値段で仕入れることが出来た水楢ですが、
    徐々に値段が上がり、良い木も少なくなりました。
    60センチ幅のこの天板は今回用に仕入れたロシア産の5枚の柾目板
    をはぎ合わせて作りました。それにしても高かったです。
    昨今の国際情勢もあり、外国材が高騰していることを身をもって実感しました。



    2023022511384505f.jpeg

    でも久しぶりの水楢は、やっぱりいいなぁ〜〜と、この樹種独特
    の味わいを感じながらの製作になりました。

    引き出しの前板は樹齢200年はありそうな板幅45センチの
    一枚の板を裁断して作りました。もうずいぶん昔に仕入れた木です。

    今は僕の作りたいものも昔とはかなり変わってきていて、材料の木も
    地元産の広葉樹や、杉、桧などの植林針葉樹が中心になっています。
    もう水楢を仕入れることは、この先ないかもしれないなぁ。

    20230225113845fe9.jpeg

    柔らかめの材料を使う引き出しの内部は今回も杉。
    お馴染み多気町車川産、自伐調達の木です。

    そして強度がいる引き出しの取っ手には、樫の木で作りました。
    この木の使い方だと強度がないと割れてしまうため、硬い木の柾目木取り
    のものから作っています。
    これまでにもこのタイプの取っ手はずいぶんと作っていますが、今のところ
    割れたという連絡は何処からもないので、これで大丈夫なんでしょう。
    雨水が入って鉄媒染で出来た縞模様がなかなか面白い感じを出してくれてます。

    20230225113848c6a.jpeg

    さて、このワークデスクは、3台の引き出し収納を脚にして、
    上に天板を載せるだけのもので、これまでにも相当数作りました。
    工房の事務室のワークデスクもこのやり方だし、僕の2人の娘の学習机も
    このタイプの一人用のです。
    天板を取り替えれば少しのサイズアップやサイズダウンも簡単にできるし、
    子どもの時に学習机として使って独り立ちする時の引越しなどでも
    運びやすいというのが良い所。

    20230225113851bdc.jpeg

    今回は2人用ということで、撮影時は工房にある水楢の椅子を置いてみました。
    今回は納入先のお客さまのほうで既成のものを準備されるとのことで、デスクだけの
    オーダー制作でした。これを使うのはまだ7歳と2歳だからね^ ^




    元気な男の子たち、そしてその下にはまだ赤ちゃんの女の子も。
    このデスクで宿題をしたり、お絵描きしたりして大人になっていくんだな。












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    Yoichiro Yuda

    Author:Yoichiro Yuda
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    木工職 油田陽一朗
    〒514-2104
    三重県津市美里町家所4324
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