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    2021-10

    タモのNチェアーとナラのテーブル - 2021.08.16 Mon

    長雨が続く8月。
    涼しいのはいいのですが、、、

    いやいや、やっぱり夏は暑くてなんぼです。
    出来ればカラッとキラキラと暑い夏がいいなぁ。

    この頻繁な異常気象は温暖化を主因とする気候危機の現れでしょうか。
    僕たち人間は、適度な豊かさということについて、もっと商業、経済の影響を排した
    ところで考えなければいけないと、それを実際の暮らしで実践していかないと、
    本当にもうあまり時間は残されていないのかもしれません。

    さて先月すでに納品しましたダイニングセットをアップします。
    先ずは椅子の制作風景から。



    電気反り台で粗掘りした座面を四方反り鉋で成形していきます。

    20210816110435d52.jpeg

    ここでは9割くらいの仕上がりに留めておいて、、、

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    墨を見ながらバンドソーで座面を切り出し、断面を鑿と鉋で仕上げます。

    202108161104380aa.jpeg

    脚です。加工を終えて機械で粗成形したところ。

    20210816110440294.jpeg

    手鉋で削って丸みを付けていきます。

    202108161104427ec.jpeg

    脚のパーツの出来上がり。
    座面の穴に丸ホゾを差し込んで組み立てていきます。

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    座面に突き抜けた脚の先の切り目にクサビを打ち込んで接合を強固にします。

    2021081611044499f.jpeg

    飛び出たホゾ先を切って、鉋で最後の仕上げをします。

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    床もズボンも鉋屑まみれ。

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    座面と脚が出来上がったら、背もたれ部分を仕上げて全体組み立て。

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    Nチェアーの木地が完成〜!

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    テーブルの制作風景は撮れませんでした。
    椅子の拭き漆の行程もすっ飛ばして、いざ完成記念撮影へ。


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    テーブルだけの写真。
    椅子がないとなんとなく寂しそう。

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    天板の部分のアップ。

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    美しい木目です。

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    板幅50センチのを二枚剥ぎにしてあります。
    年輪から推察してみるとやっぱりこれでも300年近く生きた木だったようです。


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    タモの椅子4脚は漆仕上げで、テーブルのほうはオイル仕上げ。
    ダイニングスペースの雰囲気を明るくしたいという、
    お客様からの要望でこのようになりました。

    椅子のほうは拭き漆仕上げをご希望でした。茶色と黒と2脚ずつになっています。
    写真では塗りあがったばかりで全部黒々と発色していて、あまり違いがわかりませんね。

    すでに明るくモダンなお客様宅のダイニングルームに納めて、毎日お使いいただいてます。
    2週間後に再訪問して使い心地をお尋ねしたら一言、、、
    100点❗️とのお答え頂いて思わずガッツポーズ(^_^)v


    早くまた気持ち良い夏空が戻ることを祈りながら、元気に次の制作を続ける毎日です。







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    山桜のダイニングセットと水目の座卓 - 2021.05.15 Sat

    5月半ばというのに雨の日が続きます。
    今年は梅雨入りがまた観測史上初を更新して早いそうで、
    その分早く終わってくれたらまだいいんですけどね。
    温暖化の影響、、毎年ジワジワと顕著化します。


    そんな雨続きの合間の夏のような暑かった好天の一日に、
    完成したテーブルと椅子とローテーブルの納品を無事にすることができました。

    慌しく嫁入り前の記念撮影を済ませてのお別れは、いつもちょっと寂しい
    ものですが、すぐに次の作品に気持ちが切り替わって、またせっせと制作に
    勤しむ毎日。

    とにかく長引く多雨の梅雨にはならないことを祈りたいな。



    山桜は地元のうきさとの山で伐られたもの。
    枝なしの通直部分が7メートルもあり、元で直径45センチほどの
    優良材でした。
    一緒に運んで製材した大工の友人と二人で分けて、5年以上乾燥させてから
    いくつかテーブルや椅子を作って、これで最後。

    どこに出しても引けを取らないすごくいい木です。
    三重の山の山桜、もっとすくすく大きく育ってほしい!

    拭き漆を3回やって乾いた後に、オイルで一回拭いて仕上げました。


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    テーブルだけの写真。
    天板を持ち上げて浮かしたようなデザインは、脚のピッチを広げて
    ゆったり使える機能にも貢献出来ました。

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    椅子だけの写真。
    山桜のフレームと杉の背と座。
    杉はお馴染み多気町車川産の、自分で伐採してるぜ!シリーズのです。

    田んぼのあとに植えてある植栽杉で、よく太ってる=年輪粗い
    ですが、これがなかなかおおらかな柔らかさでもって、
    こういうふうに椅子の身体を受け止めるところに使うと、
    あたたかでほっこり出来る座り心地にしてくれます。

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    テーブルのアップ。
    デザイン的にはここがポイントの蟻組みでやってあるところ。
    なかなか手間の掛かる、綺麗に仕上げるのが難しい仕事です。

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    椅子のアップ。
    サクラとスギは良いコンビだと思う。
    フレームを拭き漆してから組み立てて、背と座面合わせて全体に
    オイル拭きするという、、これもなかなか気を使う作業です。

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    次は水目のローテーブル。

    ミズメザクラとも呼んだりされるけど、樺の木の一種です。
    初めて使いましたが、木目も美しい堅牢な素晴らしい木です。

    産地は不明。先輩木工家の在庫をずいぶん昔にわけてもらって
    ずっと取ってあった板がついに日の目を見ました。

    居間の生活小物をちょっと仕舞っておくのに便利な引き出しを
    両側に二つづつ付けました。
    天板の反り止めの桟に吊ってあるだけの引き出し。その下には
    貫板を渡してあり、ここも物置きに便利です。

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    共木の2枚はぎ合わせ。
    このメラメラ木目が美しすぎる、、、
    テーブルのほうと同じく漆で3回こってりと色付けをしてから
    オイルで拭いて仕上がりとしています。

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    樺材に色付けするとこういう感じ。
    高級家具という設定のに昔からよくある感じですが、ウレタン吹き付けの
    塗膜で覆ちゃってるのがほとんどで、あれは表面が劣化するにつれ、
    木の良さも感じられずただ古ぼけるだけです。

    漆だけで10回くらい拭くか、もうすこしカジュアルな感じにしたかったら
    漆+オイルというのはなかなかいい感じだ
    と思っています。

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    今回は引き出しの中には栂を使いました。
    目の細かいアメリカの栂の柾目です。水目の硬質な感じには、
    こちらの方が杉よりも合うと思ってこのように。

    引き出しの前板にはケンポナシを使って、ここだけオイル仕上げにして
    すこしカジュアルな感じに。

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    注文主の方のお宅は重厚な木造建築で、築15年くらい?でしょうか。
    良い味わいのお住まいです。
    座卓ももうずっと置いてあるみたいに馴染んでバッチリでした。

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    森に囲まれてる素晴らしいロケーション。
    自分で言うのもナンですが、こちらもなんてピッタリコンなんだろう。
    、、、と、いつも通り注文主より先に言う。笑

    でもほんと素敵でしょ。
    やっぱりハンドメイドの無垢材の家具は最高!!








    ゴロ寝ベンチと椅子遣いの文机 - 2021.03.19 Fri

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    明るい色合いの仕上げで、ゴロ寝が出来る大きさで、それからクッションも欲しい!
    というご年配のお客様のご要望にお応えして設計制作したタモのオイル仕上げのベンチです。
    クッションのカバーは友人の鞄作家、横山雅子さんにお願いして作ってもらいました。
    柿渋染めの素敵な色と風合い。タモともいい相性です。

    先日無事にお客様のお宅に納めてきました。
    厚目の帆布を柿渋で染めた生地は最初ちょっとゴワゴワしてますが、だんだん
    柔らかくなって座るのも寝っ転がるのも心地よくなるとご説明しましたが、
    ベンチもクッションもとても気に入っていただけ、さっそくご夫婦で嬉しそうに
    並んでお座りいただきました。
    遅れに遅れた納期をお咎めされることはありませんでしたが、本当に申し訳なかった
    です。いやしかし、やれやれほっとしました。

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    こちらも同じお宅の和室で使われていたものを新調したいということで作らせて
    いただいた文机です。同じくタモのオイル仕上げで明るい雰囲気に。

    この頃正座するのが辛くなったからと、奥様が椅子遣いのタイプをご所望されました。
    つまるところ、ちょっと低めの学習机と言ってもいい設計になりました。

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    座る部分の引き出しも収納量を大きくして欲しいというご要望で、お二人の体格を採寸して
    ギリギリの寸法設定で作ったのでちょっとドキドキでしたが、「丁度いいわ!」と即座にOKが
    出てやれやれ。

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    このところの制作が地元材ばかりだったので、久しぶりのタモです。
    これまで丸太買いや、製品仕入れを一番たくさんしてきてnewforestの受注制作を
    長年支えてきてくれたタモ。ストックしてきた在庫も残り少なくなってきました。
    木目も美しく、程よい硬さで加工性が良く、強度と耐久性は抜群。
    かつては通直なまん丸の丸太が沢山あって、歩留まりも最高部類。
    人間のものづくりにとっては良材中の良材と言えますが、値段の高騰は
    つまるところ、伐り過ぎて枯渇してきたからだと思います。
    直径60〜70センチクラスでも生育には200年ほどの時間がかかっているので、
    伐って素材にするなら200年サイクルで使わないと無くなってしまうのは
    当たり前のこと。
    でも考えてみれば、再生年月が何万年もかかる地下資源に比べたら
    たかだか200年で再生する木は人間の寿命に合っている再生可能資源なのだし、
    計画的に植林して短期の使い捨てさえやめれば、持続可能な安定した資源なんですけどね。

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    引き出しの内部はいつも通り、自分で伐採した三重県多気町車川産の杉。
    植林材の約65年生くらいの木ですが、家具など室内で使うものなら200年くらい
    (いや、もっとかな…)全然平気でもちます。
    抗菌作用も大きい杉、引き出しを開ける度にとてもいい香りがします。

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    個展以後は受注制作に追われて在庫作品を作る時間も取れないままで、
    納品が終わるとまたガランとしてしまう展示室。
    まだまだ受注制作が続きますが、もうめちゃくちゃ遅れてしまっていて
    お待たせしている注文主の皆様方、本当に面目ありませんです。

    これから夏に向かって仕事しやすい季節になることだし、引き続き頑張って
    作って参りたいと思います!






    2021年の始まり。 - 2021.01.24 Sun

    遅くなりましたが、皆様、新年あけましておめでとうございます!

    2021年の始まり。
    今年は三日から仕事を始め、本当は去年納品する約束だったベンチとワークデスクの
    完成を急いでおります。

    しかしなかなかパッパッとは進んでいきません。以前のように無理もききませんので、
    もう焦らず落ち着いて出来るペースでと、腹を括ってやっています。

    完成しましたらまたここでご紹介させていただこうと、僕もそれを楽しみに
    コツコツと頑張りたいと思います。

    以前よりも制作の時間が取れないのは、地元材の広葉樹を入手して自分で
    森の中から引っ張り出して、製材所に運搬して、挽いてもらって、持って帰って、
    桟積みをして、、という材料蒐集に相当な時間を割いているからでもあります。
    商業流通していない地元材の広葉樹は材木屋さんに行って買ってくる
    ということが出来ないから仕方ありません。

    今年も先週末から材料のワークをしています。
    去年の暮れに伐られた近所の森のシイノキをいただくことになっていましたが、
    出しに行く時間が取れず、そのままになっていたのを、先ず。


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    美里町家所のあるお寺の裏山のシイノキ林で去年伐採されたシイノキ。
    地元の小学校の子どもたちが伐採作業の見学に来ていました。

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    とても気持ちのよい森です。とくにこの日は快晴でしたから。

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    ロープウインチを使って一本づつ森の中を引きずってトラックを停めてある
    森の入り口まで出します。その距離約100メートルほど。

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    新しく買ったチェーンソーの試運転がてらサンプル板を森の中で
    チェーンソー製材してみました。

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    トラックに積み込んだ丸太2本。小さな丸太ですが今回は一人でやったので
    なかなか大変でした。さぁ頑張ってもう一本出します。

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    全部で3本。大きいのでも末口直径30センチくらい。

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    でも年輪幅は細かくて波打っているので面白い綺麗な木目の板が
    出現するかもしれません。製材が楽しみ。昨年に出してきてある杉一本と
    一緒に来月挽いてもらいます。

    さて次は、また別の丸太たち。

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    これも工房から近い森で昨年秋に伐採され、搬出した手前から、モチノキ、
    タブノキ、エノキ、二股のタブノキ。

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    モチノキとエノキが直径45センチほど。タブノキは70センチ近い大物です。
    この子たちは大安町にあるいつもの広葉樹専門の製材所で挽いてもらうことに。

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    先ずモチノキから。

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    現れた白い肌。

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    ほとんど節無しのとても綺麗な板が取れました。

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    続いてエノキ。エノキは去年も一昨年も入手して製材しました。
    まだ使ってないけど欅に似た木目で色は白っぽく、サクサクっとした
    質感だという印象です。
    乾いて本格的に使うのが楽しみな木です。

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    このエノキもいい感じ。
    節や内部の傷が無くて綺麗な板が取れました。


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    この変色もエノキらしさ。美しいです。

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    タブノキの元玉です。直径70センチ近あります。年輪幅は粗く60年生くらいでした。

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    予想通りの大らかな木目模様が現れました。

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    おぉ、いいね、いいね!

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    芯のほうはガラッと色が変わります。
    っていうかこのメラメラはちょっとすごいんじゃない⁉︎

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    わお!

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    すごいぞ。

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    いいですねー。ホクホク(^^)

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    最後にタブノキ二番玉の、枝分かれで二股になったところを挽きます。

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    縦に挽くのでタッパは約1メートル。

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    さぁどんなかなぁ、、、
    でもさっきの元玉がすばらしい板になってくれたので気持ちは余裕です。

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    芯に近づくにつれて、だんだん二股が深くなります。

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    思ったより深く入り込んでました。芯はやはり割れています。
    でもこれを活かして面白いものが作れそうな予感。

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    無事に4本を製材して板になった丸太、いやもう丸太じゃなくなってるけど、、
    をまたトラックに積み込んで美里に戻ります。
    いやぁほんとに製材は面白いです。丸太が内包する美をこの世界に
    引き出すのも、さらに一緒になって新たな美を創り出すのも人間。
    木目は決してグロではなく美です。理屈ではなく確かに美しいのです。

    いやしかし、、この日は本当に寒い日でした。北部の大安町は
    すごい雪吹雪でした。
    昼過ぎに工房に戻り、休む間もなく皮むきと桟積み作業が待っています。
    頼もしい助っ人、のむっち君が登場してくれました。
    暗くなるまで皮むきして、一緒に榊原温泉でゆっくり温まって
    縮こまった身体をほぐしました。

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    次の日も引き続き皮むきと桟積み。
    でも昨日と打って変わってとてもいいお天気。
    風もなく穏やかで屋外作業日和の一日でした。

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    挽きたての板がもうテーブルになってティータイム。
    便利屋を開業して1年の、のむっち、よくやってくれました。
    大助かりだった。ありがとね!

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    桟積み完了です!
    こうして雨を避け風が通る桟積みにして3〜4年は乾かします。

    三、四年後の自分は一体これでどんなものを作るのだろうな。



    いきなりマニアックな製材レポートで始まりましたが、今年も
    ポツポツと更新頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!





    山桜と杉の書類戸棚 - 2020.12.31 Thu

    さて、間もなく2020年から2021年へ。

    工房の仕事も一昨日に今年最後の納品が無事に終わり、
    昨日は来年の段取りをして、簡単に工房の掃除をして、焚き物にする端材の
    仕分けをして、お客さん宅に伺って、納めた椅子の脚のカタツキを調整して、
    2020年の仕事納めとしました。

    この山桜と杉の整理戸棚は、ずーっと長いことお待たせして
    やっと年内ギリギリで納めさせていただけて、本当にほっとしました。

    20201231102031977.jpeg

    久しぶりに「框組み」(カマチグミ)と呼ばれるフレーム仕立ての箱物。
    妻手のヨコ框を無くして、上下の棚口桟を額のように組んで6本の柱を
    サンドイッチのように挟む、ちょっと変わった構造にしてあります。

    思い描いた通り、伝統的意匠の框組みよりも、とくにサイドはすっきりした
    意匠に出来ましたが、製作工程的にも簡単シンプルだと考えたのはちょっと
    甘かったようです。“ふつう” じゃないことをするのは、時間がかかるものだ
    と再認識する結果になりました。
    でもまぁそれが面白くて自分はモノを作っているのだと思うから、
    きっとこれからも「他に無い感じ」を追い求めていくのだろうなぁ。

    今回もほんの少しだけしか撮れませんでしたが、製作中のカットも。

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    引き出し部分の棚口。先ず前後の桟を摺り桟で繋いでおきます。

    20201231101950c07.jpeg

    縦の仕切りになる束です。

    2020123110195384c.jpeg

    下になるほうは先に組んでおきます。

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    両妻で挟んで組んで、最後に上下で挟んで全体の形になります。
    羽目板の溝を合わせるのに仮組みをして墨を拾って加工してってところが時間かかる
    ところ。
    落ち着いて淡々と進めます。無事に組み上がりました!

    当初は柾目でやるつもりでしたが、妻手の板は扉の鏡板と共木の板目の板を入れました。

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    本体の裏板は杉の源平柾目。

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    引き出しの内部や棚板もいつも通り地元産の杉材で。
    鉋屑もいい香りです。

    20201231102034b1e.jpeg

    引き出しと扉の取っ手も山桜ですが、ここだけはずっと前に買った北海道産。
    木目が美しかったのでこういうところに使おうと、端材も取ってあったもの。

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    無事に完成して納品前日に展示室でいつもの記念撮影を。

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    クライアントは長いお付き合いを頂いているリピーターユーザーさま。
    今回も気に入っていただけたようで、よかったです。

    今年は個展を開催した影響でたくさんの制作注文をいただきました。
    ありがたいことこの上なしですが、いっときに集中したご依頼を整理しながら
    プランを進めるのに予想以上の時間がかかってしまって、まったく
    予定通りに実際の製作を進めていくことが出来ませんでした。

    結果、まだまだお待ちいただいている方々に大変申し訳ない状況と
    なっています。本当にすみませんです、、、

    暫しお正月のお休みをいただいたら、引き続きまた年明けから粛々と
    作って参りますので、もうしばらくのお待ちをお願いいたしますm(_ _)m

    ではでは皆さま、どうか健やかに良い新年をお迎えいただきますように。
    来年もよろしくお願いいたします!!
















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    プロフィール

    Yoichiro Yuda

    Author:Yoichiro Yuda
    家具工房NEW FOREST
    木工職 油田陽一朗
    〒514-2104
    三重県津市美里町家所4324
    TEL/FAX:059-279-3887
    newforest-y@ezweb.ne.jp

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