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    2019-04

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    ミズナラのベンチ - 2019.03.23 Sat



    三月に入って一度急に暖かくなり、もう一気に春爛漫かな、、、
    くらいに感じたのですが、やっぱり三寒四温、寒の戻りにまた、
    余計に寒がってたりしております。

    一年通して頻発した腰痛に苦しんだり、秋は検診に引っかかって
    精密検査を受けたりもして、健康面での不安が絶えなかった2018年
    でしたが、「年明けからは調子が戻るよ、旧暦のお正月を過ぎれば
    もう、絶好調期に入るから!」と気学で運勢を観る友人の励まし通り、
    うんうん、なんかいい感じに気持ちも上がってきて、ボチボチと
    全開モードになりつつある2019、3月半ば。(良いことは素直に信じて自分を
    その気にさせる…)
    ブログ、久々の更新ですねー。読んでくださってる皆さまほんとすみませんでした。

    さて、今年も秋以降に伐られた地元の広葉樹を回収する作業を
    続けています。
    昨年手に入れたエンジンロープウィンチを駆使しての作業にも
    だいぶんと慣れて、結構な難所からいろんな木を出しています。
    ざっとあげれば、ハンノキ、エノキ、ホウノキ、ヤマザクラ、
    タブノキ、クロガネモチ、、、
    ローカルウッド仲間の手を借りてのフィールドワーク、製材風景、
    皮むき、桟積み、の様子もまた紹介していきますが、今日は
    先日納品をさせていただいたばかりのベンチをご紹介します!って
    ことで、いやいや、なんて長い前置きなんでしょう(笑)


    20190323083858426.jpeg

    後ろ姿が気に入っていますので、こちらを先ずは。

    20190323083859f81.jpeg
    w1150 × sh380 × d700 水楢 拭き漆仕上

    地元材の話題から前置きしての、北海道産ミズナラのベンチ、という、、、
    でもいい木でした。10年以上前に丸太で買って挽いた板材一枚から、
    座面、背もたれ、脚の全パーツを取りました。

    木目が繊細で変化に富む、年輪の細かい寒冷地の環孔材ですが、
    糟目(ヌカメ)と呼ばれる細か過ぎるものになると、強度的に粘りが
    無くて椅子やベンチを作るには不安が出てきます。まぁ作れないわけじゃなくて
    デザインが制約されるということですけど。

    このミズナラはその辺がちょうど良い頃加減でした。
    かつては大量に輸出され、世界的評価があった道産水楢はやはり素晴らしい木だと
    改めて感じたのでした。
    でも次はこのベンチをローカルウッドのコナラやタブノキやヤマザクラで
    やっぱり作ってみたいんですよね。


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    2019明けましておめでとうございます! - 2019.01.01 Tue

    皆様、新年おめでとうございます。
    穏やかな好天の下、2019年の幕開けとなりました。

    海岸まで歩いても20分足らずのところに住んでますが、
    初日の出を拝みに海に行くのはとても久し振り。一体何年ぶりのことかなぁ。

    今朝は少し遠い贄崎海岸まで、早起きして年初めの散歩となりました。
    ずっと昔の子供の頃に、(1歳から4歳まで3年間くらいだったと思う…)住んでいた
    懐かしい場所。

    2019010120151664d.jpeg

    これは昭和36年頃。贄崎のビーチで遊ぶ従兄弟たちに混ざって、中央のチビ助が僕です。


    20190101191216fc4.jpeg

    ちょっと早く着き過ぎて日の出まで30分ほど待ちました。
    でも夜明け前の空と海、なんて美しかったことか。
    寒さも忘れて魅入ってしまいました。

    2019010119121873c.jpeg

    月も浮かんだ空がだんだん明るくなって、、、

    20190101192318220.jpeg

    やっとご来光が。雲も殆どなくてとても綺麗な初日の出でした。
    浜辺も堤防も、人、人、人、、、沢山の市民が初日の出を見に来てるんだなぁ。

    2019010121015886d.jpeg

    ばったり出会った友人が撮ってくれました。
    防寒バッチリは良いけどこんな怪しげだったとは、、、

    201901011913119e7.jpeg

    帰り道に四天王寺の前を通ってお参りしました。津市が世界に誇る曹洞宗の古刹です。

    20190101191314407.jpeg

    家に戻ると帰省中の娘夫婦も起きてきました。
    毎年お参りしている丹生大師には遠征出来ず、ジャンボ干支でお馴染みの辰水神社へ
    彼らといっしょに初詣。

    今年のお正月休暇はあと2日。僕は飢えも凍えることもなく、
    読みかけた本でも読みながら、もうしばらくの骨休めとします。有難や。











    ちょっと余裕の2018年の瀬 - 2018.12.29 Sat

    2018年もあと2日となりました。
    年の瀬はいつも慌ただしく、ゆっくり一年を振り返ることも出来ず
    はーいタイムアウト〜と年が明けてしまうってのを繰り返してきましたが、
    いややっぱりこのままじゃいけないと、今年は早くから達観開き直りモード
    を心がけてきました。

    結果の本日29日を以っての仕事納めは自分としてはちょっと感動的。
    それに返って淡々と手を動かして来て思いのほか制作も進められた12月でした。
    心の余裕こそやっぱり大事だなぁ、、、なんていったい何年やって
    るんだって話ですけどね。

    さて、本当にいろいろな出来事が次々と自分にやってきた2018年、
    良いことの中にもトラブルあり、悪しきことには実に多くの気付きと学びがあると、
    つくづく思うこと多かった一年でした。
    でも、年が明ければ亥の還暦を控え、仕事への覚悟に向き合えたことは本当に良かった。
    木工作家には定年もないというか、マジこれからが本番と思っています。
    自分自身の制作にさらに集中して向き合うことが、自分というものを
    作ってくれた木工への恩返し、、なんてよく聞く台詞ですが、そのこと
    の意味が身に染みてわかる気がします。

    一つひとつ素材として出会う木とは、まさしく文字通りの一期一会。
    目の前にある一本の丸太、一枚の板と自分との関わりこそが、
    本当の意味でのローカライゼーションの基本なのだと思いますし、
    一人ひとりがそのことを意識していつもそれぞれの仕事が出来るように
    なれば、きっとそのとき人間は万物と調和してここに居られるんだと、
    そんなふうに感じています。木工はいつもそれを僕に教えてくれるのです。

    さて、いよいよ来年は個展(2020の春に予定)に向けての制作も本格的に
    始めます。加えて楽しみなオーダー制作も!
    心は淡々としつつ、、静かにやる気満々。

    20181230111212edd.jpeg


    今夜は米の研ぎ汁乳酸菌を作り、初めてお風呂に入れてみました。
    おぉ、このリラックス感。とても温まりお肌もスベスベになる優れた入浴剤になると実感〜


    皆様も一年ほんとにお疲れ様でした。どうか良き新年をお迎えください。

    ではまた来年もよろしく!ありがとう2018!!




    丸太のシーズン - 2018.12.04 Tue

    出遅れましたがこれから春先までまた丸太のシーズンです。
    伐り旬のこの時期に伐採される地元材広葉樹や家具に向く大径の杉や檜の
    情報が友人知人たちからもたらされると、出かけて行って木の価値を確かめ、
    搬出の可否を見て入手して挽くかどうかを決めていきます。
    そんな木たちと自分が大量生産システムの外側で細々とつながって出来る
    小さな道が、いずれは地元の自然と共にある人の暮らしといった
    オルタナティブなローカライズ潮流の始まりになることを願いながら、、
    でもまぁ楽しいからやってるってところも大きいんですけどね。

    201812041601288fb.jpeg

    津市内の住宅地の一角に残った雑木林で伐られたエノキ、ハンノキを
    エンジンロープウィンチでクレーンで拾える位置まで引っ張り出したところ。

    201812041601272c8.jpeg

    後日製材所のユニック車に出動してもらって回収へ。

    20181204160131ad6.jpeg

    ムムム、、、お、重い!

    20181204160129dcd.jpeg

    ここは慎重にトラックの位置を変え吊り上げる。
    ブームを横に伸ばして重量物を吊るとけっこうあっさり横転するらしい、、(・_・;

    201812041601327d8.jpeg

    無事に積み込んで、、

    201812041602576dc.jpeg

    いつもの福山製材所へ。
    板に挽かれる日を待ちます。

    よく育ったエノキは年輪粗いけど末口直径42センチ、元は直径52センチ。
    同じく初顔合わせのハンノキは木口の色に期待高まります。
    共に挽くの楽しみ!丸太は面白いです。

    さて、工房では次の制作のアイデアをまとめながら、使う材料を同時に思案中。

    20181204160253e8f.jpeg

    15年以上前に曲がった丸太を買って挽いたタモの曲がった板をチェック。
    乾燥が終わって最初にこの曲がりを生かしたベンチと椅子を作ってからもう10年くらい。
    月日の経つのは早いなぁ。
    今回はこいつで肘掛け付きの読書用パーソナルチェアを作ることになりました。

    201812041602546f8.jpeg

    材料庫を漁ってる時に、いろんな樹種のいろんな形、いろんなテイストの板を見て
    作る物をあれこれ考えるのは、本当に素敵な時間です。
    注文制作では、帯に短し襷に長し、でうまく使えなかったのや、半端で残った板を
    見てるとまた新しいアイデアが浮かんで、家具に生まれ変わる姿を思い描いています。

    再来年に予定している10年ぶりの個展の構想を、こうやって木を見ながら
    日々考えるのが今とても楽しい。


    20181204160256a70.jpeg

    制作はこの前の新作スタッキングスツールが好評だったので、さっそく第二弾にかかって
    先ずは7脚が完成。
    うちご予約いただいていた2脚を昨日納品してきました。

    地元材の欅と杉のスタッキングスツール。
    やっぱり座り心地とてもいいなと満足、満足 (またもや自画自賛)。

    そして第三弾7脚も目下準備中で、
    近日中に森と人の環でもお目見えさせていただく予定です。

    そうそう、森と人の環のホームページがほぼ完成してやっと見れるようになりましたよ。

    これです!↪︎ 森と人の環

    地元材を使って、豊かな自然をそこなわない暮らしを!

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    さぁお次はこのホウノキだな。


















    売れないもの売らないもの展 - 2018.11.29 Thu

    企画展覧会は大盛況のうち無事に4日間の会期を終えることができました。
    会場に足を運んでいただきました皆様、本当にありがとうございました。
    テーマに対してのアプローチはそれぞれでしたが、さすがに皆さんベテランの作家さんたちで、
    作り込まれた作品はとても見応えありました。
    普段の枠をちょっと外しての制作で感じたことなど、また打ち上げの時に話し合ってみるのも
    楽しみです。
    仲良し作家仲間のグループコラボ展、とっても楽しかったし、制作は自分としていろいろな
    新しい発見があって貴重な経験だったと思います。



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    これが僕の作品です。

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    一度やってみたかった塊から削り出して作る椅子。
    杉の丸太の元のところ直径約90センチ× 長さ 85センチの“タンコロ”をもらってきて
    やってみました。樹齢110年のいい木です。製材したら板が何枚も取れていたでしょう。
    生乾きの芯持ち丸太のまま作ったので、制作中からひび割れが始まって、乾燥した展示空間
    での4日で見事に割れだらけになりました。

    制作にはチェーンソーと電気ガンナを駆使して、たくさんのガソリンと電気も使いました。
    製材して板や角材を作り、木組みで立体を作ることは、材料を効率よく使い、木の素材としての欠陥を
    抑えながら使う、人間の知恵であることも改めてよくよく感じました。

    でも見てくださった方々には、木の持っているチカラをそのまま感じてもらえたと思いますし、
    これはこれでやってみてよかったと思います。彫刻アーティストの気分でやっていたことも
    なかなか楽しい時間でした。











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    Yoichiro Yuda

    Author:Yoichiro Yuda
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